社長の『社外取締役』(社外役員)の役割を

新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフローコーチ®の丸山一樹です。

コロナの影響が現実的に「倒産」と言う形で
露呈しています。

刻々と変わる被害状況や国の政策に不安を覚える方も
私も含め少なくないと思います。

東京商工リサーチのまとめで新型コロナウィルス関連倒産は
4月末で約100件を数えるに至っています。

東京商工リサーチによるコロナが原因の業種別/都道府県別倒産件数速報
(人気記事ランキングの最新版をクリックして確認してください)

https://www.tsr-net.co.jp/news/status/

気を前に持ち「希望」を見出すと人は抜きんでる

『夜と霧』と言う本をご存知でしょうか?
全世界で世代を超えて読み続けられている名著です。

著者のヴィクトール・フランクルのナチスの強制収容所での
体験がつづられています。

過酷な状況下で明日の命も保障されない中で精神科医である
フランクルは収容所での体験を観察し解放されたらそれを
研究の成果としようとしたのです。

つまり自分は「解放」されると言う「希望」を持ち続けたのです。
そして、それはその通りになりました。

今コロナ禍で現存する人類が経験した事がないような
大変な目にあっています。

しかし、人類は過去のパンデミックから何度も克服して来ました。
今回もそうなります。

ですから私も含めて、気を前に持って「希望」を見出しましょう。

固定費は1ヶ月いくらかかりますか?

冒頭の図をご覧ください。

これはキャッフローコーチⓇが「キャッシュフロー経営」を
導入希望されるクライアントと最初に共有する図です。

簡単に説明します。

このモデルでは売上100を上げ、粗利80を稼いでいます。
粗利80の範囲内で固定費70が収まっていますので、
利益10が出ています。

利益から先のお金の入りと出を視るのが
「キャッシュフロー経営」と言います。

事例では税金3を払い、税引き後利益7から銀行への返済4を
支払い繰越金3が残っています。

この状態を「キャッシュフロー経営」的に黒字と言います。

理想の状態と言えます。

売上半減!
コロナ禍でどうなるお金のブロックパズル

コロナ禍で世界は緊急事態宣言やロックダウンで人の動きが制限され
物の動きも止まり、中小企業を中心に急な売上減少を被っています。

図では冒頭の図に対し、1年後に半減するシュミレーションです。

売上は100から50に50%減少し、粗利は率は維持したとしても
額も半減の40。

固定費70は変わらずとすると(実際は少しは減ると思いますが厳しく見て)
損失は30に激変します。

前期は10の利益、翌期は30の損失と落ち込み幅は40となります。

こういう異常事態は、このようになる事を早く予測する事が必要です。
その際、売上は悲観的に固定費は厚めに見ておくといいでしょう。

キャッシュフロー経営的には損失30に銀行への返済4が
圧し掛かりますので足りないお金は34となります。

本来バランスシート上で今まで貯めて来たキャッシュがあれば
乗り切れるかもしれませんが、飲食業など中小零細企業は日銭で
翌月の固定費を支払っているお店や会社が多いので、
一般的には余裕がありません。

お金の出を抑え、入りを増やす

足りないお金は当面34となります。
これだけでは、いつまで続くか分からないコロナ禍で
更に出ていくお金の調達が必要です。

銀行への返済4は条件変更で支払いを猶予してもらいます

必要なお金=固定費×〇ヶ月

固定費で大きいのが人件費地代家賃です。
会社やお店を維持するには、どうしてもこの費用は
維持しないといけません。

具体的に見ていきましょう。

図で説明すると固定費70は年間ベースなので
1ヶ月当たりは約6百万となります。

コロナ禍が過ぎ去り、冒頭の図のレベルに戻るのに
6ヶ月としそこに損失分の補填30百万を足します。

6,600万円=600万×6ヶ月+3,000万

となります。

国の支援策を使い、このお金を資本注入すれば当面は安心ですね。

出来れば、銀行に別に口座を作りそこに着金させて必要な分だけ使う。
もし余ったら返済に回せばいんです。

「何に使ったか分からない」が一番困ります。

この状態を作りながら、本業で出来る事をやれば
いいと思います。

それには、お金のブロックパズルを使って早く
シュミレーションして決断する事です。

コロナ後のあなたの新しい
経営のアイデンティティーは?

コロナが過ぎっても経済的なダメージは常に起こります。

2019年は2度の大型台風により千葉県を中心に
インフラ破壊もあり多くの会社や企業が長期休業に
追い込まれました。

今年も台風はやってきます。東京オリンピックの延期。
米中貿易摩擦は未だ終わってません。

様々な角度で経済危機は襲ってきます。

その時あなたはどのような事前の策を打っておきますか?

キャッシュフロー経営の一つ『万一の備え』

日本で世界で中小企業の経営者が今一番心配しているのは

「固定費を払い続けられるのか?」
「いつ終息するのか?」
「事業を継続できるのか?」

ではないでしょうか?

その答えは

「危機が終息するまでのキャッシュを
平時から貯めておく」

事です。

これをキャッシュフローコーチⓇはクライアントと
「万一の備え貯金」として月次決算で経常利益に%を決めて
これも銀行に専用口座を作り自動的に貯めるようにしています。

ちなみに私自身も実行しています。

そうする事で、毎月その額が積み上がり「お金の不安」が
ゼロにはなりませんが、少なくなります。

不思議と「お金の不安」が少なくなると、
本業が上手くいくようになります。

そうなると更なるキャッシュフローを生み出し、
ビジョン実現に向けたお金を活かす事が出来る様になります。

これを「再投資」と言います。

これら「稼ぐ・使う・貯める・活かす」活動を
効率よく回す事をキャッシュフロー経営と言います。

キャッシュフロー経営とは

「会社のお金の流れが見渡せて本業に
アクセル全開で踏み込める経営能力」

です。

本当の目的はビジョンの実現

これまで、渦中のコロナ禍や今後もやって来る経済危機には
「キャッシュフロー経営」が会社やお店を潰さない効果が
ある事をご紹介しました。

しかし、それだけではビジョンや夢の実現と言った
なぜ会社やお店を始めたのか?という本来の目的に触れていません。

一般社団法人日本キャッフローコーチ協会がクライアントと
キャッシュフロー経営導入のお手伝いをする本来の目的は
社長の「ビジョンの実現」です。

社長のビジョンを言語化し、経営数字で裏付ける事が本当の目的です。

そのために会社の「ビジョナリープラン(わくわくする事業計画)」を
策定したり、社員に「ビジョナリーコーチング
(説得ではなく、質問を投げて自ら解に気づく」
をしたり、お金のブロックパズルで
社員向け「お金の授業」を安心・安全・ポジティブな場で楽しくやります。

世の中に会計や財務の支援をする人は沢山いますが、
ここまでやらないと経営的には「片手落ち」となります。

コロナ禍後はキャッシュフロー経営を導入希望する
会社やお店は続出します。

ビジョンとお金の両輪経営をお手伝いする
キャッシュフローコーチⓇは、現在約580名在籍しています。

年末には700人規模になります。

もし1人のキャッシュフローコーチⓇが10社を担当しても
7,000社です。

日本には約380万社の会社があります。
率で言うと0.2%しかいません。

毎年100人程度は増えますが、とても足りません。
狭き門となります。

『キャッシュフロー経営』の導入を前向きに検討されたい方は
お近くのキャッシュフローコーチⓇにお問い合わせください。

㏋から「キャッシュフローコーチⓇの紹介」→「キャッシュフローコーチⓇの一覧」
で日本地図が表示されコーチが表示されます
(ちなみに丸山は埼玉県でNO122です)

https://www.jcfca.com/

最後に聖書に書かれている言葉を共有したいと思います

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、
 その道も広々として、そこから入る者が多い。

 しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。
 それを見いだす者は少ない。」

マタイによる福音書 7章7節〜14節

 

あなたはこれからも「広き門」を選択しますか?
それとも「狭き門」のアイデンティティーを選択しますか?

*********************編集後記************************

お金のブロックパズルを使えば、会社のお金の流れの
全体像がつかめます。

是非経営にこの習慣を取り入れてみて下さい。

新しい世界観が目の前に現れます。

キャッシュフロー経営を体感してみたい! と言う向上心の高い方のみに
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随時開催してます。

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インターネット環境さえあれば会社、自宅どこでも参加できます。

【参加特典】

1.勉強会で使用するお金のブロックパズルの描き方テキスト

2.損益計算書か数字を抜き出して入力するだけでCFが自動計算できる
お金のブロックパズルエクセルフォーム

3.決算書から3つの数字を入力するだけで自己資本比率・ROAが
自動計算できるお金のブロックパズルエクセルフォーム

4.体験会で学んだ事を自社の経営に置き換えてアウトプットする
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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。