会社経営継続のために多額の資金が

必要になった時あなたならどうしますか?

 

中小企業の若い2代目社長が

 

初めて銀行融資を受けるまでの

 

道のりをストーリー仕立てで

 

毎週月・水・金曜日に公開します。

 

内容はフィクションで実在する話ではありません。

 

*銀行との関係構築に使えるプレゼントを

 用意してますので最後までお読み下さい。

 

*ドラマ「半沢直樹」は実話か? 詳しくは編集後記で

資金調達先を複数行にする

 

静密金属加工会社を経営する2代目社長 三上隆(45歳)は

 

B信用金庫に3,000万円の融資を申し入れ、

 

担当行員の努力もあり何とか融資実行を成功させ

 

且つ元請けA社からも、次期燃料電池用の

 

金属パーツの受注にも成功しました。

 

しかし、ここで三上は大きな気づきがありました。

 

「今回は融資が上手く行き、何とか設備投資資金を

 

確保出来たが複数の銀行と取引をしていれば、

 

当社に有利な条件交渉が出来たのではないか?

 

仮に0.5%の金利を下げられたら、

 

年15万円のコストダウンが出来きたかもしれない」

 

B信用金庫以外に取引銀行を増やすには、どうすればよいのか?

 

【解説】

 

ここまでの流れを「資金調達に強い」経営士 丸山が解説をします。

 

◎複数行と取引して置くメリット

 

・融資の時に条件交渉が出来る。

 

・リスクヘッジ

支店長が変わった時に融資が滞る可能性があります。
また確率は低いですが、銀行も破綻する時代です。

 

◎どの銀行と取引したらいいか?

・年商50億円以下の会社ならば、都市銀行はお薦めできません。
都市銀行は収益性と効率性を求めます。

また いざと言う時に離れていく可能性も高いです。

 

会社から近い、地域密着型の第二地銀、信用金庫、

信用組合を選んでください。

 

地場の社長仲間から情報を聞くのもいい方法ですね。

 

ターゲット銀行が決まったら、次のステップを踏んでください。

 

(取引が無く、人間関係が構築していない会社に絶対に融資はありえません)

 

①銀行を訪れ支店長に挨拶する。

 

②次の日に普通預金を作る。(この時支店長とは目を合わせる程度でOK)

 

③数日の内に定期預金を作る。

(この動きを支店長は見ており、あなたをお客様と認識します)

 

④改めて支店長に面談し次の様に言う

 

「今すぐではありませんが、将来資金が必要になった時に

 

ご検討頂けたらと思います。

 

今後、会社の業績報告に来たらご迷惑ですか?」

 

このトークを使えば、「NO」はありません。

 

一番早く、2行目の銀行と融資取引が成功する方法です。

 

「編集後記」

*ドラマ「半沢直樹」は実話か?

 

「半沢直樹」の元である「俺たちバブル入行組み」の著者の元上司の

講演を直接聞いた方から「ドラマで起きた事は殆ど実話。

しかし唯一実話で無いのが 半沢直樹の様な人物は銀行に存在しない」

だそうです。 少し驚きですすね。

ネットで「半沢直樹」を検索すると無料視聴が出来ます。

最近私も全話を見直しました。

 

如何でしたでしょうか?

 

冒頭にも書きましたが、銀行から高い評価が得られる

「損益計画書」と「月次事業報告書」のエクセル版を

事例と計算式付で先着10名の方にプレゼントします。

 

申込方法は、画面上の「お問合せ」から

 

お名前・メールアドレス入力の上、

「損益計画書、月次事業報告書」希望とお書きの上、

ブログの感想も添えて申込ください。

 

次回も銀行融資に必要な考え方や準備をお届けします。

 

お楽しみに!!

 

○今日の問い

 

あなたは会社を継続させるために複数行の銀行と取引してますか?

 

今回もお読み頂きありがとうございます。

 

○ご意見、ご質問受け付けています。

 

日本キャッシュフローコーチ協会のオフィシャルサイトはこちら

「資金調達に強い」丸山は登録NO.122です

http://www.jcfca.com/

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。