本シリーズは毎週月曜 金曜日に配信しています。

 

あなたはどの型の経営者ですか?

あなたは「起業家」「マネージャー」「職人」の

どれに当てはまりますか?

 

 

これは米国で数々のスモールビジネスの経営者を

 

支援している経営コンサルタント 

 

マイケル.E.ガーバーの言葉です。

 

アメリカも日本の洋の東西を問わず、

 

中小零細企業のままで終わるか、飛躍する成長企業に変わるかは

 

経営者がこの「型」をどう克服するか? に係っています。

 

結論から言うと「起業家」「マネージャー」「職人」の性格が

 

始めはバランスよく取れていて成長と共に「起業家」

 

の性格になるのが望ましいのです。

 

しかし、殆どの中小企業の経営者は「うまいラーメンが作れるから経営をしてる」

 

「機械を正確に動かす事が出来るから経営をしている」

 

と職人の性格が殆どで「マネージャー」と「職人」に仕事を

 

作り出す「起業家」の役割になっていないのですね。

 

このパターンだと「社長が1人で走り回る」事になります。

 

事業を始める時、おそらく私財を投資してリスクを取って

 

起業していると思いますので、早く仕事の仕組を安定化させ

 

従業員に任す仕組を作り上げましょう。

 

成功する経営者像

 

船井総研創始者で、故船井幸雄氏が広めた成功する経営者像があります。

 

それは「素直・プラス発想・勉強好き」です。

 

単純で簡単な言葉ですが、実践出来ている経営者は少ないです。

 

1つずつ見て行きましょう!

 

「素直」は言われた事をそのまま受け入れる事ではありません。

 

例えば、同じ地域の先輩社長から

 

「銀行からお金が借りられる時は目一杯借りおけ!」

 

と言われたとします。

 

あなたが尊敬する先輩社長が言う事なので一応受け容れます。

 

しかし、本当に融資を受けておくかどうかは別問題ですよね。

 

ですから、先輩社長の提言に対し有り難く受け入れた上で

 

「社長、それもありですね。今度新しく店舗を増設したいのですが

 

なるべく投資額や金利負担を減らしたいので賃借物件がいいと思うんですよ」

 

先輩社長の提言に否定も肯定もせず、受け容れた上で自分の意見を言う事で

 

相手も腑に落ちて、また新たなヒントを提言してくれる事でしょう。

 

次に「プラス発想」です。

 

プラス発想は、過去の出来事を現在に置換え

「all 膳」と考える事が出来るかどうかです。

 

中国の故事「人間万事塞翁が馬」をご存知だろうか? 

 

要約は「昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人

 

(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、

 

老人は「そのうちに福が来る」と言った。

 

やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。

 

人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。

 

すると胡の馬に乗った老人の息子は、

 

落馬して足の骨を折ってしまった。

 

人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。

 

一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり

 

若者たちはほとんどが戦死した。

 

しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため

 

戦死しなくて済んだという。

 

この話は、馬が逃げた時は「不幸悪」であったのが、

 

駿馬を連れて帰って来て「幸せ」に変り、その馬に乗った息子が

 

骨を折り再び「不幸」となるが戦争に行かずに済んだ。 

 

全て馬が逃げた事から事態が変わる様子を表現し人生を

 

予測する事の難しさから、過去の事実は変えられ無いが

 

解釈を書き換える事は可能と言う事です。

 

経営も同じで過去の事実は変えられませんが、

 

解釈は書き換えられます。

 

悪い事が起きても将来の良い事への変調と捉える

 

「プラス発想」が大事なのです。

 

最後に「勉強好き」です。

 

成功している起業家は、勉強好きな方が多いです。

 

ご自分の専門の本を年間百冊読む人。高額セミナーに行く人。

 

それが自分に利益をもたらす事を知っているのです。

 

例えば、100万円を超すセミナーに行かれる人がいますが、

 

申し込む時、お金が無く借金をして参加する人もいます。

 

しかしその後、投資額をはるかに超える収入を

 

得る人もいる事も事実です。

 

自分が成功したければ、その道で成功をしている人から

 

教えを学び真似をするのが一番の近道なのです。

 

物は壊れれば、それまでですが、知識は忘れない限り永久ものですから。

 

まとめますと

① 自分は「起業家」「マネージャー」「職人」のどの型の経営者なのか?

 

② 自分は「素直・プラス発想・勉強好き」の3要素を兼ね備えているか?

 

次回は「経営者の信念の確立」 です。

 

お楽しみに!

 

今回もお読み頂きありがとうございます。

 

○ご意見、ご質問受け付けています。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経営革新等認定機関) 所長・非特定営利法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長に「ビジョン」の言語化と「キャッシュフロー経営」を用いて実現を後押しする。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。