社長の『社外戦略担当役員(CSO)』の役割を

新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフロー経営導入支援パートナー
丸山です。

冒頭の図は

「キャッシュフロー経営」を導入されている

中小企業の会社の社長が経営目標を描いたり、

業績を社員と確認、改善する時に使う

「お金のブロックパズル」です。

数字が大きく、複雑な経営指標の決算書を
お金のブロックパズルを使えば、簡単にポイント
は読み解けます。

————————————————–

多くの社長を悩ます「決算書」!?

経営相談やセミナーで数多くの社長から共通して
聞くのが、「決算書」を読み解けない事による
持って行き場のないモヤモヤ感のようです。

次のシンプルな決算書から何を読み解けますか?

 

利益は出ているようなので黒字決算位は
判りますよね。

では、なぜ黒字なのか?

当期純利益7,000,000円が最終的に手元
に残ったお金で自由に使えるのか?

読み解けますか?

多分、難しいですよね。
決算書は、「税金」を決めるための報告書です。

国へ提出して、国は税金を徴収して国家予算を
決めるので大変重要な書類です。

ですから、「経営判断」をするための資料と
しては、あまり役に立たないのです。

しかも、上段の損益計算書とは見方が違う
「貸借対照表」は、更に良く判らないと言う方が
います。

それらの原因は

・数字の羅列(桁も長い)

・難しい言葉がある

・判断基準がない

です。

会社のお金はシンプルに図にする

社長の仕事は、会社にお金を残し、安定させ
更に経営を良くする事です。

そのためには、現状の経営課題を数値で表し
対策を数字で実行しなければなりませんね。

ですから、経営数字はなるべく経営判断に使える
数字のみで決算書の様な表ではなく、シンプルな
図にすると判りやすくなります。

では、上記の決算書のデータを使って
お金のブロックパズルを描いていきましょう!

先ず、正方形を描きます。

次に、左側に立て、上段に横線。

家の間取り図みたいな感じに図にします。

 

経営数字は、桁を省略する

決算書は上場企業の様な数字が巨額でない限り
7、8桁の円単位となります。

桁が長いと見づらいんですね。
見づらいと判断しずらいんです。

だから、経営判断をする場合は、桁を省略します

左の面積に売上高を書きますが、
決算書では100,000,000円です。

長いので「いくらなの?」と数える事になります。

ですから、シンプルンに100と書きます。
単位は百万円ですね。

これなら、小学生でも一目で分かります。

同じ様に決算書から経営判断に必要な数字のみ
抜き出して行きます。

変動費って?

ここでのポイントは変動費です。

セミナーで、お聞きするとよく判っている社長と
初めて聞いた と言う社長もいます。

この言葉は決算書(税務会計)には出てきません

経営判断(管理会計)の言葉です。

私は26年間製造業の会社にいたので、変動費は
叩き込まれました(笑)

簡単に言うと、売上数量が増えるにつれ、
比例して増える費用です。

決算書では、仕入商品ですね。

粗利>固定費=利益となります

売上-変動費が粗利となります。

稼ぎでたたき出した粗利が、固定費より
大きくなれば、利益が残る事になります。

図では、利益は10となります。


固定費は2つに分解する

最後に固定費を分解します。

固定費の中で、一番大きい人件費を抜き出します

後は、その他でくくります。

あなたの会社の人件費はいくらになりますか?

人件費は、役員報酬、給料、賞与、法定福利費
福利厚生費などが含まれます。

決算書には書いていない2つの大切な判断基準

社長の仕事は「経営判断」をする事です。

上段にも書きましたが、社長は経営上の課題を
克服する経営判断をする事です。

設備投資・雇用・新事業等々に意思決定をします

その時、現状の把握と今後の予測が必要です。

粗利>固定費=利益 となるためには自社の構造
を理解する必要があります。

会社によって儲けの構造は、全然違います。

その構造を理解して、向上させるのが経営ですね

儲けの構造として、あなたの会社に定着させたい
のが、「粗利率」です。

図では、売上100の面積に、どの位の粗利を
稼いだかの率となります。

80÷100=80%ですね。

次に、固定費の中で一番高い人件費にも
一定の率を用います。

それが、労働分配率です。

これは、稼いだ粗利から、どの位人件費に
分配しているのか?

と言う指標です。

人件費÷粗利=労働分配率となります。

図では、稼いだ粗利から半分を人件費に
分配している事になります。

 

ここで、いきなりクイズ!です(笑)

図を見ると利益が出ています。

税金は、そこに掛かってきます。

ならば、税金払うくらいなら社員に還元しよう!
と社員想いの社長もいると思います。

期末に決算賞与を出してしまい労働分配率が
70%になりました。

すると、人件費は40から56になります。

1千6百万円の賞与をドーンと出した事に
なります。

すると固定費は70から86となり、
粗利<固定費となり、赤字6となります。

ただ、これで無事、所得に対する税金は
無くなります。

良かった、良かった、社員も喜んで
モチベーション爆上りです。

本当にこれで、良いですか?

続きは、次回後編のキャッシュフローの観点から
一緒に見て生きましょう!

 

■今日の質問

あなたは自社の経営の判断基準を持っていますか?

 

お読み頂きありがとうございました。

youtubeで公開中!!

 会社のお金の増やし方 PART 1 』

*******お得な情報**********

本ブログでご紹介した
「お金のブロックパズル」が無料で身につきます!

「お金のブロックパズル 動画メールセミナー」

に登録して作り方を学んでくださいね。

毎朝10:00に動画付きのメールが7日間届きます。

経営の様々なシーンで起こりえる判断を
お金のブロックパズルで解説します。

もし、あなたに同じ判断シーンが起こったら
置き換えて納得の行く判断が出来ると思います。

コチラからお名前とメールアドレスを入力する
だけで自動配信されます。

ココをクリック!!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://mirai-keieiken.com/mailmagazin/

 

無料動画セミナーで学んでもう一歩踏み込みたい!
キャッシュフロー経営導入支援パートナーの丸山に
個別に質問したい!

と言う方に朗報!

*丸山からキャッシュフロー経営の威力を学べる

「脱★ドンブリ経営導入実践セミナービギナー編」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/8kdl2

*クリックして都合の良い日を選択して参加ください。
(毎週火曜日18:30-20:00で開催)

 

キャッシュフロー経営を本格的に導入したい!

幹部社員に学ばせて自分は判断する側に時間を使いたい!

事業承継をする役員に今のうちに身につけさせたい!

こんな方に超朗報です。

『脱ドンブリ経営実践セミナー導入編

~会社にお金を残す技術~』

今回期間限定で、決断した数社のみに提供する

有料セミナーです。

・キャッシュフロー経営が即導入出来るワークシート3セット付

・セミナー後のキャッシュフロー経営導入支援コーチング60分付

詳細と参加方法・投資額は下記から

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/8d4wc

(期間限定開催で、一定数に達し次第停止します)

 

 

 

 

—————-拙書のご紹介——————-

本ブログではとても紹介しきれない

経済産業省の経営支援策を中心に

ビジョンを実現して来た会社の実例満載の拙書

『もう会社がつぶれる!!と思ったら読む本』は

全国の書店とamazonで販売中です。

ご関心あれば経営の参考書として手に取ってくださいね

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://www.amazon.co.jp/dp/4867340340/ref=cm_sw_r_fm_api_glt_i_GXS3CEK51WJK45R47Q6H?fbclid=IwAR1NJ6LtbA0GfHujE2F7DFdET97Juz0pyRz9hxH7_BCmlkMvutrnwhrNOIQ

 

 

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。