漠然とした会社の問題や次なるステージへの
ランクアップに有効なツールと手法を公開します。
ABCDセグメント表
前回のブログでマーケティングの初期段階の手法
AIDMAの法則(フローワーク) ご紹介しました。
今回はABCDセグメント表(フレームワーク)を
ご紹介します。
最初に語句の説明です。
Attack (市場浸透)
Bear (新商品開発)
Challenge (市場開拓)
Develop (新需要創造)
の頭文字をとってABCDセグメント表となります。
これは自社の立ち位置が現状どのポジッションにあり
今後どのポジッションに進むのか?
をフレームを使い戦略を立てる時に用います。
一つずつ見て行きましょう。
①Attack (市場浸透)
これは既存市場・顧客に既存の商品やサービスを
展開しているポジッションです。
ここは殆どの企業の基本となる部分です。
ここに長く留まると競合の台頭化や商品の陳腐化で
衰退する道を待つばかりとなります。
②Challenge (市場開拓)
そこで、新規の市場や顧客開拓を行う行動に出るのですね。
その行動が、このChallenge となります。
家電量販店やスーパーが進出して来るのはこのパターンです。
③Bear (新商品開発)
この分野は、車の業界の様に既存の市場・顧客に
深堀するパターンです。
車はモデルチェンジの毎に新機能が追加されますので
部品メーカーは常に新商品開発を仕掛けるのです。
しかし、車メーカーの数は限られていますので
既存顧客にどっぷり浸かる事になります。
④Develop (新需要創造)
この分野はとてもアグレッシブな会社で
超戦略的な思考や行動が必要とされます。
しいて言えばアップルではないでしょうか?
パソコンから始まり、電話、最近では時計。
市場も世界に拡大しています。
あなたの会社は現在どのポジッションでビジネス展開
していますか?
また今後の舵はどちらに取りますか?
ABCDセグメント表を使いホワイトボードに社員と
議論してみて下さい。
案外楽しいワークになるかもしれません。
具体的な商品が開発出来たら、AIDMAの法則で
具体的なマーケット調査を行うのも有効でしょう。
○今日の問い
あなたのビジネスは現在どのポジッションにいますか?
今回もお読み頂きありがとうございます。
○ご意見、ご質問受け付けています。
投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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