今井会長の この道40年の重き言葉を抜粋。
経営コンサルタントの役割とは?
企業・組織を長期的、鳥瞰的に第三者の立場から
冷徹な眼で診て問題の発見やその解決における
気づきを与える存在なのです。
またクライアント先の役に立とうと言う
「お節介焼き」でなければならず、
最終的にはクライアント先をコンサルタント不要な
組織に仕上げる事に強い信念を持つ事が
立派なコンサルタントなのです。
日本の経営者は
経営コンサルタントをどう見ているか?
米国では経営コンサルタント業界は約2兆円産業と言われ
コンサルタントを外部から招き入れるのは常識ですが、
日本では3,000億円と規模はかなり小さいです。
なぜでしょうか?
それは経営者が経営に対して誤解があるのですね。
誤解その① 改革は自分で出来る。
新幹線理論と言う考えがあります。
時速300㌔で走る新幹線の中にいても
自分が今300㌔で移動している感覚はないですよね。
それと同じで同一環境の中にいると問題が視えにくいのです。
ですから、改革するぞ!と掛け声を上げても真の問題が
視えなくどこから手をつけて良いかわからず、目の前の
場当たり的な事しか対応出来ず、改革は進まない事が多いのです。
また独善的で社内の変革抵抗にあってしまいます。
誤解その② 社長のでしゃばりが社員成長を阻害
社長が現場の末端まであれこれ、細かな指示・命令を
行うと社員は言われた事を淡々とこなすだけの
ご指示待ち人材となります。
それは長い目で見ると、大きな機会損失をしている事になります。
「荒地の開墾には時間がかかるものです。
即効性を求めると土地が痩せる」
事に気づいて欲しいものです。
特有の業界・会社を知らない方が良い。
コンサルタントはクライアント先の歴史や
中身を当然知りません。
だからこそ、新鮮な第三者的な眼で見てクライアント先に
潜む問題に気づき、気づかせる事が可能なのですね。
問題が鮮明になれば、解決策のアクションプランを
コンサルタントの持つ専門的なスキルを使って
協同で作成していけばよいのですね。
如何でしたでしょうか?
○今日の問い
あなたはそれでも経営改革をお1人でやりますか?
今回もお読み頂きありがとうございます。
○ご意見、ご質問受け付けています。
投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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