キャッシュフローコーチ®の丸山一樹です。
事業承継が問題視されています。
少子高齢化でそもそも子供が少ない。
働き方の多様化で親の会社を継ぐ気がない。
などなど、これから国が本腰となって対策を
打ってくると思います。
ですから、社内にお子さんが入社されてる会社は
幸運だと思います。
しかし、手放しで安泰とは言えませんよね。
親子間で関係性が近いので、先代社長が次期社長に
想いや歴史を充分に語っているケースは、むしろ稀なんです。
子供である次期社長も社内を見渡し
『親父はなんでこんなものに投資したんだろう』と
内心思っている事は一つや二つではないでしょう?
背景を知らないので無理もありません。
ただ、そこの「なぜ」を聞くと先代社長から
いろいろ言われそうなので、「なぜ」のまま時が流れる。
これって、そのままにしないでスッキリさせた方が
今後の経営に影響しますよね。
先代社長の想いと歴史を次期社長に引き継ぐ事業承継ミーテイング
その解決策は、親子間ではなく第三者による質問形式の
ミーテイングであっという間に解決します。
我が子のような会社を、たとえ息子に譲るのも寂しいですよね。
ただ、人間には寿命があります。
例外はありません。
創業(先代)から現在までの会社の道のりを
キャッシュフローコーチ®の丸山が視える化します。
冒頭の図がそのツールです。
先代社長時代の売上高・粗利・利益を決算書をお借りして
抜き出しグラフ化します。
殆どのケースで、そのグラフが波を打ちます。
その時何が起きたか社長は覚えています。
それを踏まえ、先代社長にインタビューをします。
先代社長は受身で答えて下さい。
次期社長は、それをじっと聴いているだけでいいです。
その起きた事を「内部環境」と「外部環境」に層別してまとめます。
例えば内部環境には「社員の大量退職」「大手による自社商品の参入で撤退」
外部環境では、「リーマンショックによる売り上げ半減」とかあるでしょう。
涙ながらに語る先代社長もおられます。
そこで判断したことが、ドラマであり歴史なんですね。
次期社長は先代社長の並々ならぬ苦労をそこで初めて知る事になります。
関心のある方は下記をお読みください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://mirai-keieiken.com/about/
投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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