1.資金繰り
2.売上アップ
3.人の問題
です。
社長は銀行との正しい付き合い方を知ってますか?
この中で「資金繰り」は会社継続に関わるお困り事ですね。
しかし、多くの中小企業はこの資金繰りが「永遠のテーマ」と
なっています。
解決策の1つとして、「銀行を上手く使う」事にありますが、
多くの中小企業は、間違った銀行との付き合い方をしています。
ですから必要な時に、銀行から融資を引っ張られず、
新たな投資資金や運転資金に苦慮しているのです。
融資を引っ張ったとしても、間違ったやり方で足元を見られ、
本来出来たはずの有利な条件での融資実行が出来ていないのですね。
その間違った典型例とは、次の3つに集約されます。
①.一行としか銀行取引していない。
②.複数行取引しているが、融資責任者と付き合いがない。
③.メガバンクと取引している。
この3つのどれかに当てはまる場合、
会社経営においてリスクがあると思ってください。
数年前銀行を舞台にしたドラマ「半沢直樹」をご覧になってましたか?
ドラマの冒頭で、鶴瓶演じる半沢ネジ社長が、資金が底をつきメガバンクの
銀行員に雨が降りしきる中、土下座してつなぎ融資をお願いしますが、
冷たく断わられます。
堺雅人演じる中学生時分の半沢直樹が地元密着型の銀行員と融資実行の話しを
持って帰って来た時は、半沢社長は工場で首をつっているのです。
ドラマ「半沢直樹」は元銀行員が書いた本を原作としており、
その大半は「事実」なのです。
ですから、中小企業において、名があるからと言ってメガバンク1行とのみ
としか取引していないのは、危険な状態であると言えます。
メガバンクは年商50億以上でないと、効果と効率を求めますので
それ以下の中小企業は相手にしません。
逆に、第二地銀、信用金庫、信用組合は地元密着型なので、
困った時に地元の中小企業を応援してくれます。
「半沢直樹」でも最後に融資をしてくれたのは、地元密着型の銀行でした。
如何でしたでしょうか?
次回は、地元密着型の銀行との具体的な付き合い方をご紹介します。
投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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