アベノミクス政策の一環で秋の大型補正予算

「中小企業等経営強化法」が施工されました。

これは中小企業の本業の稼ぐ力をサポートする施策です。

「経営力向上計画」を策定し、国の認定と補助を受け

本業の発展に貢献しましょう。

 

経営力向上計画を策定する過程を、架空の会社を想定して

 

申請するまでの工程を公開します。

 

きっとあなたも自分事の様に経営力向上計画に

 

チャレンジ出来る様になりますよ。

今までのあらすじ

北野晴彦(48歳)は、神奈川県の基板実装部品メーカーの2代目社長だ。

 

創業社長である父親から3年前に会社を承継した。

 

今では従業員40名を雇用し、受注量も毎年上向きである。

 

最近のお困り事は、得意先からの基板サイズが複雑化且つ小型化する傾向で

 

自社の現状の設備で対応する事に限界を感じ始めていた。

 

そこで3本の生産ライン中、1本の設備を入れ替え、最新の基板仕様でも

 

効率良く生産出来る様にコンサルタントと共に「経営力向上計画」を

 

申請し金融機関から借入する事を決断した。

 

計画に必要な「指標」とは?

 

各省庁が定める事業分野によりますが、

 

ほぼ要求されるのは「労働生産性」です。

 

労働生産性とは1人当たりどの位稼いでいるかの指標となります。

 

現状の数値と計画終了時の目標値が伸び率1%以上

 

になる事が必達目標です。

 

計算の仕方は労働生産性=営業利益/従業員数 です。

 

例えば営業利益500万円  平均従業員数 50名の場合

 

労働生産性10万円=500万円/50名 です。

 

さぁ 如何でしたでしょうか?

 

これまで書いて来た事で、「経営力向上計画」の書き方、

 

申請の仕方、日程感 等掴めたのではないでしょうか?

 

もしあなたが稼ぐ力を向上させる経営者ならば、

 

是非チャレンジしてみて下さいね。

 

社長お1人でチャレンジしてもいいし、

 

私の様な専門家と二人三脚でチャレンジするのも

 

掛けるエネルギーの省エネ化かもしれません。

 

ご意見・ご質問お待ちしていますよ。

 

★本日の問い

 

○あなたには稼ぐ力を向上させる策がありますか?

 

★日本キャッシュフローコーチ協会のオフィシャルサイトはこちら

(埼玉県をクリックすると丸山一樹がいます)

http://www.jcfca.com/

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。