社長の『社外戦略担当役員(CSO)』の役割を

新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフロー経営導入支援パートナー
丸山です。

冒頭の図は

「キャッシュフロー経営」を導入されている

中小企業の会社の社長が経営目標を描いたり、

業績を社員と確認、改善する時に使う

「お金のブロックパズル」です。

あなたの会社では、社員さんから

「社長!契約とれました!」

とか

「売上増加中です!」

みたいな報告があり、ウハウハになった事
ありませんか?

一見喜ばしい事で、その状態が続いて欲しい
ですよね。

ただ、手放しで喜んで良いかと言うと
必ずしもそうではありません。

それどころか売上が上がれば上がるほどお金が
足りない感が増したり、最悪資金ショートする
場合があります。

日本の会社の倒産件数の約半数は決算書が黒字
のいわゆる「黒字倒産」なんです。

それは、経営の基本に忠実であれば回避する事が
出来ます。

ですから、あなたもこの盲点とも言うべき
「落とし穴」を事前に知る事で落っこちる事を
回避してください。

では資金ショートや倒産の危機が高まる落とし穴
をお金のブロックパズルで見ていきましょう!

 

1.売上は拡大しているが粗利率は一定

冒頭の図を見て行きましょう。

現在売上は150(百万円)です。

2年前から比較すると50%増です。

ここだけ見ると、イケイケどんどんで
「成長しているぞ!」みたいな感覚かもしれません

実際、こう言う社長は沢山います。

地元では成功している青年実業家と見られ意気揚々
とされたりしています。

ただ、実際は「なんか変だな」と気づいていたり
します。

本ブログのテーマとなりますが、売上を上げると
表裏一体のように視なければならないのが
粗利率」です。

図を見ると3年間、粗利率が一定となっています。

確かに粗利率自体は、どの企業も変化の幅は大きく
ありません。

ただ、売上拡大が二桁に伸びているので、率の改善
は是非とも注目したいものです。

売上が伸びると言う事は仕入の変動費も増えます。

量が増えるので、値引き交渉や供給先の見直しで
仕入れ額を抑える事が可能となります。

逆もしかりで、売先が分散していれば良いですが
数社に集中していると、値下げ要求があるかも
しれません。

ですから、「粗利率」を見える化する事が
極めて大事です。

ミクロでは、商品(サービス)毎や顧客毎
マクロでは月次、年間で管理しておくと良いです。

 

質問:あなたの会社の粗利率は何%ですか?
粗利率を高めるために何をしますか?

 

2.売上が拡大していると共に固定費も増

固定費とは、先ほどの変動費とは逆で売上が
あっても無くてもかかる固定した費用です。

固定費の中で一番大きなお金の出となるのが
人件費」です。

図でお分かりのように固定費の約半分を
占めますね。

そして、稼いだ粗利からどの位人件費に分配
しているのか? と言う指標を
労働分配率」と言います。

これは、先の粗利率と同様に経営において重要
な指標となります。

図では粗利率が30%に対し、労働分配率が50%と
なっています。

利益率(ここでは営業利益)が現在 1.3%
1年前 2.5%、2年前 5% (利益/売上/100%)と
低下しているのは、労働分配率は変わらず
粗利率も変わらないからです。

売上が伸びて、人件費も増やしているならば
粗利率も増やさないと、相対的に固定費が増え
売上は拡大し、人も増えているが利益は減
と言う不本意な結果になってしまいます。

粗利率の視える化を行い、率が増えないなら
安易に人を増やさない事が先決です。

その場合の策は「効率化」をする事です。

質問:あなたの会社の労働分配率は何%ですか?
分配率を適正にするために何をしますか?

 

3.売上は拡大しているが利益は減

従ってキャッシュが減少し倒産危機が高まる

ここからは利益から先の「キャッシュフロー」の
話です。

ここを熟知している中小企業の社長は皆無です。

なぜならば、世の中(大企業向け)に出回っている
キャッシュフロー計算書は、「難しい」
「突っきにくい」からです。

正直私も見るのが嫌になります。

ですから、「お金のブロックパズル」で図示化
してやれば高校生でも理解出来る様になります。

まず現在の状況です

利益が2出ていますので、税金で1お金が
出ていきます。

税引後利益は1となります。
(減価償却費があれば、加算しますが割愛)

これが本業のキャッシュフロー(以下CF)
となりここから銀行への返済や投資をします。

返済が5ありますが、CFは1なので
最終のCFは△4となります。

つまり、本業のCFでは返済出来ないため
手元の現預金が4百万円減ることになります

現預金が減れば、社員の給料や支払が
厳しくなります。

この状態を

『勘定あって銭足らず』と言います。

また、現在の状態で売上が少しでも落ちると
赤字転落」し、返済が変わらないなら
ますます「お金が足らない状態」はきつく
なります。

1年前はこうでした。

これまでを振り返ると、CF経営的には
「2年前の方が、まだ良かった」と言う事に
なりますね。

質問:あなたの会社の最終のCFはいくらですか?
CFを最適化するために何をしますか?

 

如何でしたでしょうか?

 

売上拡大するのは結構な事ですが、それだけでは
経営は回らない事になり、より不幸になる事も
考えられます。

最後の質問:

そうならないために、あなたは何を選択しますか?

 

お読み頂きありがとうございました。

 

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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。