ビジョナリーカンパニーに学ぶ

 

ビジョンを描き零細企業から世界的な企業へ発展した成功例を

集めたジム・コリンズの著作「ビジョナリーカンパニー」を紹介します。

スタンフォード大学の教授でもあるコリンズが

助手と共に成功している企業とそうでない企業を

膨大な文献・記事等を徹底的に調査し、

成功している企業には共通の原則がある事を提唱したものです。

 

この本と出合った時の私は大変感銘し何度も読み返しました。

 

ビジョナリーカンパニーは4部構成からなっております。

 

今回は「ビジョナリーカンパニー3 衰退の5段階」から

選りすぐりの気づきをご紹介します。

(衰退の)第一段階,成功は当然だとする傲慢

 

一時的に成功した企業に見られる衰退の第一段階として

 

コリンズ先生は最初にこの点を指摘しています。

 

全従業員にこのような風潮が蔓延すると経営陣が何かの決定を下しても、

 

それとは無関係に成功が続くと信じるようになります。

 

トヨタ自動車は経営計画の目標で絶対に「世界一」を謳わないそうです。

(トヨタ販売台数世界一とはマスコミが勝手に報道しているだけ)

 

なぜならば、それを達成した時点でおごりからくる衰退が

始まるからだと聞いています。

 

成功しても傲慢・おごりではなく、「なぜ うまく行ったのか?」

 

「更にうまく行く方法はないか?」を謙虚に考えたいものです。

 

如何でしたでしょうか?

 

今日の問いです。

 

あなたは成功をどう捉えていますか?

 

○あなたのご意見・ご質問受け付けます。待ってます。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。