キャッシュフローコーチⓇの丸山一樹です。

冒頭の図は、キャッシュフローコーチⓇがクライアントの
社長や社員と共有する会社のお金が見渡せる
「お金のブロックパズル」です。

この図に自社の経営数字を当てはめて、課題を明確にすれば
解決策に図を通して気づくことが出来ます。

これは会社のお金の流れを分かっていない社員も
訓練次第では、自ら課題解決策を社長に提案出来るようになります。

 

社長の関心は利益、社員は給料!
お金のブロックパズルが解説します

もし問題が出た時に、あなたは次の二人の社員のどちらに
給料を上げてやりたいですか?

A君「社長! 問題です。どうしましょう??」

B君「社長! 問題です。解決策を2案考えました。
どちらが良いと思われますか?」

A君「社長! 忙しすぎて納期に間に合いません! 人を増やしてください!!」

B君「社長! 忙しすぎて納期に間に合いません! 生産性向上策を複数考えました!
至急 全員でミーティングしましょう!」

 

私ならB君ですね。
なぜなら掛けるエネルギーの省エネ化になるからです。

あなたの会社ではA君が多いですか? それともB君ですか?

B君みたいな社員に囲まれたら嬉しくないですか?

それには社員の関心にフォーカスする事です

お金のブロックパズルで社員を育てる!
社員向け「お金の授業」

キャッシュフローコーチⓇがクライアント先や研修先で社員に行うのが
社員向け「お金の授業」研修です。

一方、経営者向けに行うのが
「脱★ドンブリ経営実践勉強会」です。

社長向けは、如何にして利益を増やし会社にお金が残るかを
お金のブロックパズルを使って一緒に考えます。

社員向けは、如何にして自分の給料が上がるかを
お金のブロックパズルを使って気づいてもらいます。

「利益を上げて、社員の給料を上げるなんて虫のいい話ないよ」

と思われるかもしれませんね。

それは、これから書く事を知っているか、知らないか、
やるか、やらないかです。

 

ちょっとの改善で人件費予算も利益も増える方法

 

冒頭の図を基本として、一緒に見ていきましょう。
どうしたら、利益を増やして、人件費も増やせるでしょうか?

「売上を2倍にする!」でしょうか?

時代の波に乗ったIT企業ならともかく、今のご時世では
難しいですよね。

現実的には、こんな情景ではないでしょうか?

社員 「社長! 給料上げてください!!」

社長 「そんな余裕ないから無理だな」

または社長が利益を出したいために「人件費カット!」
と言いたいが、そんな事を言ったら社員からの「総スカン」を
くらうため言えない。

 

そうなんです。

利益を出す事と、給料を上げる事は「相反関係にある」事が一般的です。

 

でも本当にそうでしょうか?

これからお金のブロックパズルで考え方をお見せします。

図の粗利を見てみて下さい。

粗利80が固定費70と利益10に分配しています。
固定費70は更に人件費40とその他30に分解できます。

という事は「粗利」を大きくすれば
固定費も利益も大きくなりますよね。

粗利を大きくするためには、どうしたら良いでしょうか?

大きく2つあります。

売上を増やす事と変動費を下げる事の両方もしくはどちらかです。

ココでは、売上を増やす事例にしましょう。

よく社長が社員に「売上伸ばそう!エイエイオー」と掛け声を
上げますが社長はともかく、社員は本当の所意味を解っていません。

ですから売上を分解して、社員に伝える必要があります。

売上を分解する公式(ジェイ・エイブラハム)は

売上=客数×客単価×購入頻度(リピート) です

このどれか、または全部を少し上げればいいんです。

例えば、

マーケティングが得意な田中君に社長から

「ウチのお客さんがどこから来るのか? どこにいるのか?を
分析して3%上げる工夫を考えて」と言えばいいんですね

商品開発・企画が得意な佐藤さんに社長から

「今の商品にお客さんが値上げしても喜んで買ってくれる
付加価値を考えて見て。 値上げ幅3%位でいいから」

営業部の山田君に社長から

「今まで購入してくれたお客さんで、最近フォロー不足の方いないかな?
顧客リストを分析して、そういう方へ電話フォローかサンキューカード
送ってみて。 4%位購入してもらうのが目標ね」

どうでしょうか?
先程の「売上2倍」よりは社員が出来る気がしませんか?

これらが成立すると売上は100から110と10%アップになります。

粗利率80%なので粗利は88%となりますね。

人件費の労働分配率50%を変えないとすると
人件費予算は40から44に増えます。

その他経費30と合わせて固定費は74になりますが、
粗利額が88なので、利益は10から14に40%増えます。

お金のブロックパズルにすると下図になります。

どうでしょうか?

これなら利益が増えて社長はウレシイ。
人件費予算も増えて社員もハッピーですよね。

こうなるためには、先程の3人の社員に売上アップ策を指示した時に、
目標達成した時に人件費予算もアップする事を予め伝える事です。

あなたの会社の目標数字をお金のブロックパズルに当てはめて
社員さんに説明してくださいね。

どう伝えるか、このままテンプレートしてお使いください。

先ずあまり上手くいかない事例です。

「みんな、この○○の目標が達成されたら人件費予算を○%アップします」

確かに、社員さんから見たら給料かボーナスが上がるような気がして
嬉しくなるかもしれませんが、大きな枠の人件費予算○%アップと言われても
イメージできないと思います。

冒頭の図では全体10%アップですね。

ではその気にさせる説明の仕方です。

「みんな、この○○の目標が達成されたら期末にもう1回ボーナスを出します」

これならワクワクしませんか?
多分、社員の目の色が変わりますよ。

どういう事か、補足します。

一般的には人件費の

「3~4割は役員報酬」

「6~7割が社員の給料」

残った1割位を社員のボーナス原資にしていると思います。

事例では、人件費予算が10%アップしているので、
成立するのではないでしょうか?

是非、そうなるかシュミレーションしてみて下さい。

 

本日も長文お読みいただきありがとうございました。

 

*********************編集後記************************

お金のブロックパズルがあなたの会社でインストール出来れば、
本記事のような目標達成事例が描けます。

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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。