キャッシュフローコーチⓇの丸山一樹です。

会社のお金の流れや数字に関して、
比較的得意な方と
どちらかというと苦手意識を
持たれている方に分かれると思います。

本ブログは、苦手意識を持たれている方を
対象に書いてあります。

読み終えた後、少しでも苦手意識が解消される事を
目的としています。

ドンブリ経営って?

突然ですが、クイズです。

よく「ドンブリ経営」って言いますよね。
「ドンブリ」の語源って知ってます?

ラーメンや天丼の「ドンブリ」
だと思ってましたが実は違うんです。

江戸時代の大阪商人が巻いていた前掛けには、
ポケットのような小銭入れがついていたそうです。

これを「ドンブリ」って言うんだそうです。

多分、そこから売上で入って来たお金、仕入で払うお金、
主人の昼食代、子供のおやつ代、商店組合代…etc

お金が前掛けのポケットに入っては、出てで、
お店が終わると、ジャらっと床にまいて、
お店が始まる前と比べていくら増えたのか?減ったのか?

と数えていたんでしょうね。

現代ではそこまでドンブリではないですが、
冒頭の左の図のような感じではないでしょうか?

あまったお金=収入ー支出

これならとりあえず、問題なさそうですね。

でも、図のように

足りないお金=収入ー支出

となるとやっかいですよね。

この原因は、前出の江戸時代の商人と構図は
あまり変わりません。

また、冒頭の左の図
「ドンブリ社長の頭の中」の中身をご覧ください。

収入(お金の入り)は

・売上
・借入
・定期積立の解約
・保険金
・設備の売却収入
・税金の還付
etc

確かにお金の入りと言う点では事実です。
しかし、これらの「性質」はどうでしょうか?

支出(お金の出)もそうです。

・社長の生活費
・経費
・返済
・税金
・定期積立
etc

やっぱり性質が違いますよね。

この状態は
「会社のお金が目的別に色がついていない」となり、
どこから手を付けてよいかわからない事になります。

銀行からとりあえず借金すればその場はしのげますが、
現在の銀行は、

「目的が不明確な会社にお金を貸したがらない傾向」

みたいです。

そうなると社長の個人貸付、消費者ローンへと雪だるま式に
借金が増えて、気が付いた時には利息を払うのも大変!

という事になりかねません。

お金の入りと出のバランスが崩れている状態は
是非とも避けたいですね。

ドンブリ経営なのはあなたのせいではない!

では、なぜこのような事が世の中的に
沢山起きるのでしょうか?

会社の業績は社内で月次決算を導入している場合を除き
試算表を税理士に作ってもらっているケースが多いと思います。

しかし、多くの社長がこの試算表に興味を示しません。

なぜかと言うと2つ理由があります。

1つは、試算表が出てくるのが遅いという事です。

大体1ケ月後に試算表が出てきたりするので、
その時点で黒字だ赤字だと言われても遅いんです。

もう1つは、「難しい」という事です。

専門用語や会計ルール、税法が入ってきますからね。

損益計算書はわかっても、貸借対照表が分からない社長が
非常に多いです。

それら決算書ですが、起源って知ってます?

「約500年前」です。

イタリアの数学者、ルカ・パチョーリと言う人が
その著書「スムマ」に書いた事が複式簿記の原型に
なったのです。

まさに伝統芸みたいなものではないでしょうか?

また、簿記には「借方」「貸方」と言う
現代の日本語にはない言葉が出てきます。

これは江戸時代の商人が「借算」「貸算」と
使っていた事に由来するそうです。

江戸時代! 正に伝統芸です。

伝統芸と言うと能や歌舞伎をイメージしますよね。

それは3ケ月や6ケ月でマスター出来るものでしょうか?

ですから、会社の業績を示す決算書が読み解けないのは
社長のせいではないんです。

経営のツボを押さえた
「超★ドンブリ経営者」になろう!

ではどうしたらいいでしょうか?

まさか、会計スクールや商工会議所で
簿記を習い始めます?

それは「社長が学んではいけないお金の話」です。

私たちは、経営者であって簿記の専門家である
必要はないんです。

「経営判断のできるお金の話」さえ学べば
それでいいんですね。

それには会計全体の2割の知識で、8割方経営判断が出来る
経営のツボを押さえた超★ドンブリ経営者への道を歩みましょう!

 

キャッシュフロー経営って?

超★ドンブリ経営者になるためには、ドンブリ経営から
キャッシュフロー経営に変容・進化する必要があります。

冒頭の右の図ですね。

キャッシュフロー経営って言うと大企業が取り入れている
なんか難しい方法と思われるかもしれませんね。

確かにそうかもしれませんが、キャッシュフローコーチⓇが
クライアントと共有している概念はこうです。

「会社のお金の流れが見渡せて、
本業にアクセル全開で踏み込める経営能力」

そのためには、経営判断に必要な数字のみ抜き出し
図にする事です。

それが、冒頭の右の図「お金のブロックパズル」です。

基本は決算書から経営判断に必要な7つの数字を抜き出して
図にしているだけです。

(本当は利益から税金や借入返済等を書き出し、本業のキャッシュフロー
や繰越金を導き出すのですがココでは割愛します)

左のドンブリ経営の図と違って、

・会社のお金が目的別に色がついている。

・お金の入りと出のバランスがとれている。
(正方形になっている)

・判断する基準がある。
(粗利率と労働分配率といった指標がある)

キャッシュフローコーチⓇがクライアントと月一回
「お金のクオリティタイム」を取る時必ずこの図で会話します。

そうするとどんなドンブリ経営の社長でも6ケ月くらいで
キャッシュフロー経営に変容・進化していきます。

そうすると、どうなるかって言うと
ドンブリ経営の時は、頭の中にお金の不安が80%位占めていて
残り20%で本業の発展を考えているのが、
(下図のイメージ)

 

大逆転して、本業が80%位を占めるようになります。
お金の悩みは20%まで低下するんです。

(ちなみにお金の悩みはどんな資産家でもゼロにはなりません)
本業を考えるキャパが4倍になるわけですね。

そうなると売上が4倍にはならないと思いますが、
1.2とか1.5倍は十分に考えられますよね。

経営目標はお尻から逆算で決める

来期の経営目標はどう決めているでしょうか?

「昨年対比○%増し」と言う過去対比か、
「ライバル会社よりプラス○○百万円」みたいな
他社対比で決めてませんか?

これって一見根拠があるようで根拠に薄いですよね。

もし社員に「なぜ、その数字なんですか?」って聞かれたら
困りますよね。

根拠(理由)が薄いので社員は、

「どうせ 頑張ってもなんのご利益ないし」

とやる氣が出ず、いつの間にか「スローガン化している」
みたいになっていませんか?

根拠がある経営目標もお金のブロックパズルで
作れます。

ポイントは目標はお尻から逆算で決める!です。
(下図を見ながら読んで下さいね)

どういう事かと言うと、例えば1年後に残したいお金を
社長が決めます。

返済は最初から決まってますよね。

そして、繰越金+返済+投資(あれば)を税率で
割り戻せば、目標利益が出ます。

目標利益にこれから1年間の固定費予算を足せば
目標粗利が出ます。

その目標粗利に粗利率を割り戻せば、
「目標売上」がでますね。

これは根拠がありますか? ないですか?
ありますよね。

これをやった場合、図でザックリ数字を描いて

「期末に臨時ボーナスだせるよ」

と社員に言ったらやる氣がでますか? でないですか?
でますよね。

という事は、成り行き任せ、風任せの漂流型ドンブリ経営より
最初から答えが分かっているナビゲーション付き
上陸型キャッシュフロー経営の方がよくないですか?

図を描くだけでいいんですよ。

気づく・決める・やる・続ける経営

ここまで読まれた方は、キャッシュフローコーチⓇが
提供する「キャッシュフロー経営」が難しいものでは
ないと思って頂けたと思います。

また、本氣でやれば成功しそうと気づかれたと思います。

あとは、「キャッシュフロー経営をやる!」
と決めるだけです。

そしてそこまで行ったら「続ける」事が
最も大事です。

これは、「PDCAサイクルを回す」と言う
シンプルな経営手法です。

ちなみにPDCAサイクルとは
「PLAN DO CHECK ACTION」の略で、
戦後の日本の復興ために来日したエドワード・デミング博士が
品質管理(TQC)を日本企業に導入させた際に
PDCAサイクルを回す習慣を教えたそうです。

それからの日本経済の復興は言わずもがなですね。

キャッシフローコーチⓇがクライアントと歩む
キャッシュフロー経営も同じです。

PLAN  :逆算思考で1年後の根拠ある経営目標を決める

D  O  :キャッシュフロー計画表に月別に反映し、毎月実績と比較する

CHECK :キャッシフローコーチⓇとお金のクオリティタイムを取り
強制力を発揮させる

ACTION:良いところは、もっと良くなるように改善する

このシンプルな習慣を毎月1回、1年間やった場合と、

なんとなく過ごした場合とでは、

どちらが理想の状態になるでしょうか?

*********************編集後記************************

お金のブロックパズルがあなたの会社でインストール出来れば、
本記事のような目標達成事例が描けます。

お金のブロックパズルを学びたい方は、最下段にある
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ZOOMはオンライン会議室です。
インターネット環境さえあれば会社、自宅どこでも参加できます。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産省認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けを行いビジョン実現の後押しする。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。