なぜ、会社の業績が思い描く数字を達成出来ないのか?
社員に給料で還元して、利益も増やすやり方はないのか?
いつになったら銀行の返済が完済するのか?
昼間からパソコンとにらめっこのノホホン社員が
3人分の粗利を稼いでくれるようになるにはどうしたらいいのか?
経営者のお困りごとは尽きないです。
これらの理由の一つとして、ある決定的な「違い」があるからなのです。
それは「社長は給料を払う側。社員は給料をもらう側」だからなのです。
「なんだ当たり前じゃないか!」 と思われるかもしれません。
でも、そこを深く掘ると解決の糸口が見えるかもしれません。
社長と社員の1番の関心事
私が開催する「脱★ドンブリ経営実践勉強会」で冒頭の
「お金のブロックパズル」を描き「皆さんがこの7つのブロックの中
で一番増やしたいと思うブロックはどこですか?」
と売上の順からブロックを指さすと、8割以上の方は
「利益」に手を上げます。
次に「皆さんが、社員だった頃、つまり給料をもらう側だった頃に
時間を戻してみた場合、どこの一番関心がありますか?」
と質問をすると、殆どの方が「人件費」に手を上げます。
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そうなんです。
これが、「立場の違いからくる危機感のズレ」なんですね。
社長は会社に利益を残し、将来の投資や万一の備えに蓄えが必要だと
思っています。
社員はそこまで気にする必要がないのです。
社員に還元して、利益も増やす方法
では、ノホホン社員のモチベーションを上げて
稼いだ分は人件費で還元し、且つ利益を増やすにはどうしたらいいでしょうか。
これも「お金のブロックパズル」で説明がつきます。
ちなみに「お金のブロックパズル」の基本的な作り方は
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話を元に戻します。
それには、「結果にコミットする事」です。
某スポーツジムのようですが、最初に数値目標を示し、
ここまで達成したら社員に還元する事を最初に宣言する事ですね。
これを「先に言えば説明」
結果論で型にはめようとする事を
「後で言えば言い訳」となります。
最終下段をご覧ください。
冒頭の図と対比して、売上を5%増やした場合です。
粗利率を80%として、粗利が84。
粗利から人件費に分配する「労働分配率」を50%と固定すれば
逆に人件費予算が40から42に増加します。
利益は粗利84から総固定費72を引くと、10から12に増加します。
1年後のこの図の結果となったら、人件費を+2 特別賞与で
安心して社長は払えますよね。
この図を描けないため、利益が出ても社員に還元する事を躊躇してしまうのです。
経営者として、払いたくないから、払わない社長はいないと思います。
利益の先には約30%の「税金」が待ってますからね。
如何でしたでしょうか?
本日もお読み頂きありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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