会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所

決算書を見て、黒字か赤字の物差ししか会社の数字を把握できない。

黒字でも、常に会社にお金が残っておらず、
経理の奥さんの顔を伺いながら経営をしている。

社員に会社の現状を理解してもらいたいが、
経営数字をどう公開していいかわからない。

銀行の借金が適正なのか?
これ以上借りられるのか?
借りたらどうなるのか?

こんなお困りごとを抱えるドンブリ経営の社長が
初めの一歩を踏み出し、次へのステージでへ上がる
方法を公開します。

行動した人のみが、そのステージへ上がり
新しい世界が見える事が出来るのです。

 

会社の収支構造をシンプルな図に置き換える

 

冒頭の図をご参照ください。
これは、キャッシュフローコーチ?がクライアントの
本業の発展を支援するために使う「お金のブロックパズル」です。

説明は省略しますので、詳しく知りたい方は
画面右上のオレンジ色のバナーの「お金のブロックパズル」
無料メールセミナーに登録すると7日間で学ぶ事が出来ます。

本題に話を戻します。

冒頭の図は、稼いだ粗利が固定費と利益に分配されている
良いパターンとなります。

日本の会社の7割が赤字と言われる中、
なかなかこんなパターンはありません。

そこに銀行への借入が絡むと、余計に判断に迷いますね。

それには、決算書をそのまま読み解く事にエネルギーを
投入しても効果は薄いです。

税理士さんにアドバイスもらうのも手だと思いますが、
「経費削減しなさい」しか言わない税理士さんが多いのも事実です。

経費削減が本当に有効な手段でしょうか?
それもあるかもしれませんが、あまりに枝葉末節です。

経営者は経営全体を見渡して、早く意思決定するのが仕事です。

それには、自分の会社が今どの時点にいて、次に目指すステージの
意思決定をする事です。

決算書から意思決定に必要な数字のみ抜き出し、
シンプルな図に置き換えれば、経営の舵取りが出来るようになります。

これから会社の収支構造 6パターンをご紹介します。
あなたの会社は、どのパターンか?
現状を直視してくださいね。

 

レベル1 存続ピンチ会社

会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所

お金のブロックパズルで表すとこのようになります。
粗利<固定費の状態です。

これが何年も続くと借金が雪だるま式に膨らみ、
やがて銀行もお金を貸してくれなくなります。

そうなるとお金の流れが止まり、「倒産」となる危険度大です。

このパターンの場合、目指す姿は、次のレベル2となります。

 

レベル2 銀行依存会社

会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所

このパターンは、粗利=固定費となっている状態です。
赤字ではありませんが、借入金の返済ができない状態です。

次へのステージは、レベル3の少しでも「黒字化」する事です。

黒字化するためには、どんな条件がそろえばいいのか?

ブロックパズルを使って、各ブロックでどんな対策が
必要なのか考えてみましょう。

 

レベル3 やや銀行依存会社

会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所

しっかり利益が出ている状態ですが、返済には足りない状態です。

これは、創業間もない会社と安定期に入っている会社によって
対策は異なります。

創業間もなく、今後の利益が見込まれる場合は、
売上を上げて、粗利を増やす事が先決です。

逆に安定期に入ったにもかかわらず、返済額が大きい場合、
売上を増やす対策に加え、銀行対策も必要かもしれません。

返済を一定期間待ってもらう、または減額する「リスケ」と言う手を取るか、
複数の銀行から借入がある場合、1行にまとめる手もあります。

この場合、金利負担が減れば、利益が増えるので
返済に余裕が出来ます。

ただし、銀行対策は今までの関係や今後の融資にも影響しますので
慎重に対応したいところです。

次へのステージは利益=返済額に早くステップアップする事です。

 

レベル4 自立会社

このステージは利益=返済額で当面の心配はない状態です。
この図は、分かりやすくするために、あえて省略して部分があります。

利益が出た後は、税金でお金が出てしまいます。
その後に減価償却費(計上している会社)が加算されて
本業で稼いだキャッシュフローが算出されます。

正確にはそこから、返済可能となります。

仮にキャッシュフロー=返済額となった場合でも、
次への投資や万一ための資金、社員への還元がままならないので
次へのステージは、キャッシュフロー>返済額となる事ですね。

 

レベル5 健康優良会社

会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所利益>返済額となっており、正に健康体と呼べるステージです。

会社に繰り越せるお金が残り、レベル4でも触れたように、
自由に使えるお金の選択肢が増えます。

次への投資や、社員に一部を還元してモチベーションアップに
お金を使って、更なる利益アップを目指せます。

ここまで来れば、次なるステージ「無借金経営」も間近です。

 

レベル6 超★健康優良会社

会社の収支構造 6つのパターン|丸山未来経営研究所利益が出て、無借金経営である状態です。
盤石な財務体質が築けています。

この状態で確認しておきたいのは、
ビジョン(理想の状態)の実現ができているか?

という事です。

もし、たまたま財務的に上手く行っていても
本当にやりたい事が実現出来ていなければ
3年後、5年後のビジョンを言語化して
余ったお金で実現への筋道をつけましょう。

 

社員を巻き込んでステージアップする

 

これまで見てきた様に、ご自身の会社が現状どのステージに
あるのかを、お金のブロックパズルを使って直視する事を
ご紹介してきました。

そして次へのステージも示してきました。

では、どの様にしてステージアップするかです。

それは、社員にお金のブロックパズルを使って、
会社の現状を説明し、次へのステージを見せる事です。

お金のブロックパズルを使って、丸めた数字で説明する事で
社員に理解されやすくなります。

そのポイントは社員に危機感を感じさせる公開の仕方をしない事です。

逆効果になる場合があります。

レベル3以降の会社に、この方法が有効です。

レベル1、2は問題点が大きいので、私のようなキャッシュフローコーチ?と
次へのステージへ早く上がる方策とアクションプランを立てるのが先決です。

レベル3以降にステージアップした場合に社員に対して、
「社長はビジョンを語り、キャッシュフローコーチ?が
経営数字を社外の専門家として説明する」役割分担が一番効果的です。

社長が会社の数字を語ると、社員からすると、どうしても
いやらしく聞こえてしまうからなのです。

如何でしたでしょうか?

「お金のブロックパズル」を経営戦略に取り入れ、
スピード感ある意思決定が可能となり、理想の状態が
実現される事を願ってます。

それは社長お独りでやられても良いし、
私のような専門家とやられても良いと思います。

決めるのは社長です。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経営革新等認定機関) 所長・非特定営利法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長に「ビジョン」の言語化と「キャッシュフロー経営」を用いて実現を後押しする。 社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。