材料や部品、商品そのものを仕入れて事業を
行っている経営者の悩みの一つが在庫です。

 

売れるだけ仕入れて、在庫を残さない仕組みを
お持ちの方は良いのですが、殆どの方は
売れ残り、不良による廃却のお困り事を
抱えてるのではないでしょうか?

 

この在庫(罪子)が会社のお金の流れに
どんな影響を及ぼすのか?

お金のブロックパズルを使って解説します。

 

現場の営業マンや発注担当、製造現場担当に
この考え方をシェアすれば、そのお困り事が
軽減するかもしれません。

 

★文末に読者プレゼントのお知らせがあります★

 

在庫(罪子)には2つ通りある。

冒頭の図をご覧ください。

これは、キャッシュフローコーチⓇがクライアントと一緒に
会社のお金の流れを視える化する「お金のブロックパズル」です。

お金のブロックパズルの作り方は割愛しますので、
より詳しく知りたい方は、画面右上の
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本題に入ります。

冒頭の図は、会社にお金が残るバランスの良い経営をしている
モデルとなります。

これに、在庫(罪子)が加わると、どの様に変容するか見ていきましょう。

その1 死蔵在庫(罪子)が発生した場合

 

最下段の図をご覧ください。

通常の変動費(売上の数量に比例して増減する費用)20に対し
5の売れない廃棄するだけの死蔵在庫が発生したとします。

冒頭の図に対し、粗利が80から75に変わります。

(粗利率が下がります)

人件費は40で変わらないとすると労働分配率は53%に上昇します。

その他の経費30が変わらないとすると、
利益は10から5しか残らない事になります。

実際には、死蔵在庫を廃棄する費用が掛かるので、
更にその分利益を圧迫する事になります。

変動費20の25%である死蔵在庫5が発生し、何も手を打たないと利益は
10から5と50%も減益となる事を認識頂ければと思います。

25%の死蔵在庫はちょっと大きすぎるかもしれませんが、お金のブロックパズルを使って
どの位まで死蔵在庫が発生したら、利益にどう影響をおよぼずのか、閾値(しきいち)を
持っておくと、その後のアクションが取れるようになりますね。

その2 停滞在庫が発生した場合

更に下の図をご覧ください。

これは、いつ売れるかわからない在庫が発生した場合です。
不良品ではなく、売れ残りや注文以上に仕入れた商品のイメージですね。

廃棄したわけではないので、即利益に直結しませんが、資金を圧迫します。

利益の先のお金の流れをブロックパズルでみてましょう。
利益10から税金3を支払い、7が会社に残ります。

これを「本業で稼いだキャッシュフロー(CF)」と言います。
(実際には、これに減価償却費が加算されCFは増えますが省略します。
詳しく知りたい方は、無料メールセミナーで学んで下さい)

停滞在庫が5発生すると、ここに資金が眠る事になります。

つまり、冒頭の図ではCF7から返済3、投資3に充てて繰越金1が残りますが
この場合、5が負担となり、返済3が2しかできません。

定期を取り崩すか、社長の資産を差し入れるか、別クレジットから
借り入れるかの選択肢が考えられます。

もし、この停滞在庫が、死蔵在庫に変容した場合、目も当てられませんね。
負のスパイラルに陥ります。

中小企業が在庫(罪子)を作らない直ぐ出来る方法

私が27年間在職した自動車部品メーカーでも在庫の問題は解消されませんでした。
数年おきに、多額の投資をして受注から発注、在庫管理を行うシステムを導入して来ました。

効果はあったと思いますが、死蔵在庫はゼロにはなりませんでした。
期末には、廃棄前の死蔵在庫を工場の倉庫に積んで、社長、役員以下がそれを見て
悔い改める「お葬式」という(笑)セレモニーも毎年やってました。

そのように、投資や根性論を振りかざしても、効果は限定的です。

ではどうしたらいいでしょうか?
抜け落ちている事は全社員への共通認識です。

実際に注文を受けるのは営業マンであり、発注するのは購買マンといった社員です。

営業マンは、売りたい時に出来るだけ多く売りたいので見込みを多くしたります。
なぜならば、給料が上がるからです。

購買マンも、ベンダーに対し、多く発注する事で値引きを要求したりします。
なぜならば給料が上がるからです。

製造担当も、不良率や予期しない受注変動に対し、多く造ったりします。
なぜならば、納期遅れの責任を取らされ給料が下がる事を恐れているからです。

このように、立場違えど社員は自分の「給料」を意識して業務をしています。

そうならば、会社に在庫(罪子)が増えると自分の給料にどう跳ね返るのか?
この切り口で、共通認識を浸透させれなば、ゼロにはなりませんが
抑止効果は あると思います。

ここもお金のブロックパズルを使って、全員で研修会をすれば良いでしょう。

例えば、死蔵在庫のブロックパズルを応用し、許容範囲(閾値)の死蔵在庫のブロックパズルと
その閾値をうわまった場合と下回った場合のブロックパズルを用意するのです。

前者の場合は、在庫(罪子)が原因で給料が減る、または上がらない。

後者の場合は、在庫(罪子)が減って粗利が増えて、人件費に分配でき、
会社にも利益が残る。

この後者を描いて、実現した場合、給料を上げるコミットをしたら如何でしょうか?

当然、粗利は売上数量や価格等からの構成されますので、不良在庫を減らせば
全て粗利に直結はしません。

不良在庫を現状の○○から○○に低減実現時には全社員で、
自分の給料では行けない、高級レストランでディナー会なんてコミットも
いいかもしれません。

いずれにせよ、社員のパワーが欲しい時は「給料」にフォーカスする事です。
そしてそれを分かりやすい「お金のブロックパズル」を使えば効果的です。

 

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折り返し、添付ファイルで送信します。

本ブログのご意見・ご感想も添えていただくと今後の励みになります。

 

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経営革新等認定機関) 所長・非特定営利法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長に「ビジョン」の言語化と「キャッシュフロー経営」を用いて実現を後押しする。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。