規模の大小に関わらず社長と社員の間に

人間関係の溝はどの会社にもあるようです。

この溝はどうしたら埋まるのでしょうか?

結論から言いますと、完全に埋める事は出来ないでしょう。

しかし、溝を浅くする事は出来ます

本ブログでは、社長と社員の間にある人間関係の溝に

焦点を当てて、少しでもその溝を浅くし

本業の発展に役立つ秘訣を解説します。

 

埋められない社長と社員の人間関係の溝

なぜ、この様な溝が生じるのでしょうか? 

 

答えは簡単です。 

 

それは、「社長は給料を払う側、社員は給料をもらう側」 

 

だからです。 

 

社長は銀行から借入をしたりリスクを取って 

 

起業しているわけですよね。 

 

当然 やりたい事を実現するために会社を起こしているのです。 

 

ある時は、自分の報酬ももらわず、TOP営業として昼も夜も 

 

走り回る事もあったでしょう。 

 

その苦労を社員は知りません。 

 

ですから、昼間からパソコンとみらめっこしている社員がいたり 

 

明日の納品が間に合わない事を平気で「どうしましょう」 

 

と言ってくる社員がいるとカチンと来るのですね。 

 

私は経営支援の現場でゴマンとその手の話しを聞きます。 

 

社長と社員の人間関係の溝を浅くするには その1 

 

冒頭にも書きました様に、この溝は完全には埋まりません。 

 

理由は?   

 

そう「社長は給料を払う側、社員は給料をもらう側」だからでしたね。 

 

ではどうすればその深い溝を浅く出来るのでしょうか? 

 

まず、社員は会社のお金の流れが全くわかっていません。 

 

知っているのは、商品の販売・仕入れ単価くらい。 

 

1.自分の給料がどこから出ているのか?  

 

2.どうすれば、自分の給料が上がるのか? 

 

社員が一番関心があるのは、ココですよね。 

 

ですから、私は社員研修の時に「会社のお金の授業」をします。 

 

これは、「お金のブロックパズル」と言うシンプルな図を使って、 

 

会社のお金をビジュアルで伝える事で雲が晴れたようにクリアーになります。 

 

お金のブロックパズルで上記2点をわかりやすく、  

 

インストールしてあげると殆どの社員が「そうだったんだぁ」  

 

と腑に落ち、明日から自分で考える社員が出てきます。 

 

これは社長の全エネルギーの省エネ化となります。 

 

実はこの手法「オープンブック・マネージメント(全員参加型経営)」  

 

と言ってアメリカでは1960年代ごろに始まり今では当たり前になっています。 

 

日本では大企業は取り入れていますが、  

 

中小企業は全体の5%にも満たないです。 

 

逆に言うと、オープンブック・マネージメントを取入れれば 

 

TOP 5%の仲間入りできるかもしれませんね。 

 

社長と社員の人間関係の溝を浅くするには その2 

 

会社のお金の流れをザックリ理解させる事で、 

 

効果は出ますが、それだけでは片手落ちです。 

 

会社が今後進むべき方向性を社員に示してあげる必要性があるのです。 

 

本当は社員はそれを知りたがっています。 

 

3年後、5年後、10年後 会社はどの様になるのか? 

 

これを「ビジョン」と言います。 

 

そして「ビジョン」実現のために今やる「ミッション」は何か? 

 

これを言語化し、社員と共有する事で 

 

モチベーションは一気に加速します。 

 

実は、これを実行するとある確率で起こる現象があります。 

 

それは「一部の社員の退職の申し出です」 

 

これは一瞬ネガティブな感じがしますね。 

 

退職を申し出る社員にはある特徴があります。     

 

それは、今まで会社がビジョンを示していなかったため 

 

自己流かつグレーな部分で仕事をして来た古参社員が多いです。 

 

確かにベテランの社員が退職を申し出ると、

 

一時的に戦力ダウンになりますが、

 

掲げたビジョンに共感して入社して来た社員がいれば、

 

すぐに補える事になります。

 

如何でしたでしょうか?

 

これは私が経営支援の現場で、成果を出す組織に変容し

 

社長が1人で走り回る事を極小化している事例です。

 

結果 社長と社員の人間関係の溝が浅くなり、

 

精神衛生上も大変よくなります。

 

ご意見・ご感想をお待ちしております。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経営革新等認定機関) 所長・非特定営利法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長に「ビジョン」の言語化と「キャッシュフロー経営」を用いて実現を後押しする。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。