短期的な支払能力をチェック!
損益計算書上で黒字を確保していても
資金繰りに行き詰まり倒産する不思議なケースが
世の中にはあります。
それは前回のブログでも書いた様に
損益計算書は企業の「意見」だからです。
お金の流れをしっかり見渡す事が経営者の
責務です。
しかし現代の商取引は掛売り、掛け買いが通常で
それも期日支払(手形含め)のサイトも取引先により
バラバラで複雑です。
そこで貸借対照表から企業の支払い能力を見る指標が
あります。
たった2つの事なので是非活用して見てください。
今回は当座比率をご紹介します。
前回の流動比率よりもシビアにとらえます。
流動比率は流動資産全体を流動負債で割った比率でしたが
当座比率は流動資産の中の当座資産を流動負債で割った比率です。
当座比率=当座資産÷流動負債 です。
当座資産とは、短期に回収可能な現金・預金
受取手形・売掛金・有価証券などです。
在庫や前払い費用は含みませんので、かなり厳格性があります。
ですから流動比率見たいに理想200%とは言いませんが
やはり100%は欲しいですね。
ここでも有価証券の様に簿価で評価されているが
時価では大きく値が異なる場合がありますので注意が必要です。
当座資産も詳しくは顧問税理士さんに教えてもらいましょう。
以上、前回に続き「支払能力」について見てました。
日本キャッシュフロー協会の詳細はこちらから
(ちなみに丸山は登録NO 122 埼玉所属です)
http://jcfca.com/
如何でしたでしょうか?
○今日の問い
あなたの会社の支払能力をチェックしてますか?
今回もお読み頂きありがとうございます。
○ご意見、ご質問受け付けています。
投稿者プロフィール
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丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。
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