ドンブリ社長の『社外取締役』の役割を
新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフローコーチ®の丸山一樹です。

コロナ禍で手元資金を減らした社長も沢山いると
思います。

緊急事態宣言も解除され、借りたお金ではなく
本業で失ったお金を取り戻そう!

キャッシュフロー経営でね!

 

会社にお金が残る技術 キャッシュフロー経営

コロナでなく平時でも
利益は出ているが会社にお金が残らない」と
感じている社長は世の中に沢山といると思います。

それはあるやり方を知っているか、知らないか、
実践しているか、していないか。

僅かな差だと思います。

それを今からご紹介しますので、是非ご自身で
実践してみてくださいね。

冒頭の図をご覧ください。
本ブログを読んでいる方はお馴染みだと思います。

そう お金のブロックパズルです。

冒頭の図が皆さんの会社の「現状」だと
イメージしながらお読みください。

経営数字の現状を正しく把握する

図に決算書から経営判断に必要な数字のみ抜出し図にします。

図では売上100を上げ、粗利80を稼ぎ、
固定費70を使い利益10を残しています。

そこから税金3を払い、銀行への返済6をして
会社にお金を1残しています。

(減価償却費の繰戻は省略します)

利益10が会社に残るお金と思っている方がいますが
キャッシュフロー経営的は間違いとなります。

事例では1しか残らないのです。

これを「繰越金」と言います。

これを勘違いして期末に利益が出そうだから

「社員にボーナスで使っちゃえ!」
「高級車を買うぞ!」

これをやると取り返しのつかない場合があります。

冒頭の図まで見渡して判断するのが
正しい選択となります。

では、ここから「繰越金1」を何倍にもする
事例紹介します。

①売上は客数×客単価×リピートに分解する

先ずは皆さんの本業の売上を増やしたいですよね。

どのくらい?? 2倍、3倍ですか?

いいえ そんなには要りません。

てか、この時代にそんなに増えます?

では見ていきましょう。

その前に社員さんに「売上上げよう!」と漠然と
唱える社長がいますが、実は「売上上げよう!」
では社員は意外に理解していません。

なぜならば「売上」と言う言葉の塊
が大きすぎるのです。

ですから、売上は3つに分解して
考えるようにします。

それは

売上=客数×客単価×リピート です。

このどれかを少しあげればいいんです。

次の図をご覧ください。

客数を3%、客単価を1%、購入頻度を1%
を向上させると、売上は100から105に増えますね。

粗利は80から85に増え、固定費が変わらないと
利益は10から15と50%増えます。

利益が増えるので税金も3から4.5に増えますが、
税引後利益(本業のCF)は10.5となり、
返済6をしても繰越金が1から4.5になります。

これだけで現状の4倍、会社にお金が残るように
なりますね。

これで終わりではありませんよ!
どんどん行きましょう!

②変動費 本当に下がる余地ないの?

今度は図で赤の⇓部分です。
これは下がらないか?を指しています。

変動費とは売上数に比例して増える費用です。
仕入ともいいますね。

最終形だったり、材料・部品の場合もあります。
苦手な工程を加工してもらうのもそうです。

実際には変動費を下げるのは、結構大変です。

着眼点としては2通りあります。

1つは相手に着眼する場合で相見積もりを取るとか
原材料が下っているので値下げをお願いする。
(逆もあるので話し合いが必要)

2つ目は自社です。
なるべく売れる分だけ買う、ロスの防止、
自社で加工する。

出来る出来ないは別として、社員と一緒に案出し
するのがポイントです。

ブレーンストーミングで楽しくワークを
やりましょう!

1ぐらいは下がりますよね?

1下がると次の図になります。

変動費が20から19になるので、
粗利が85から86になります。

利益は15から16に増えますね

そこから先のキャッシュフローは最終的な
繰越金が5.2になります。

この時点で5倍以上。
すごくないですか?

まだあります。
この先も楽しみです。

③その他は下がれば利益直結です!

その他とは人件費以外の一般経費です。
運営費費用としては、水光熱費、旅費等々。

設備費用は地代家賃、車両費、リース料。

戦略費用は、広告宣伝費、接待交際費などです。

ここもムダ使いしていない限り、
あまり下がらないです。

ただ、1点、1点見て積み上げると相当な改善に繋がります。

特に競争が激しい電力や携帯電話は会社を変えれば
安くなります。

保険料もそうです。
常に進化してますので、見直しするといいですね。

あとは、お付き合いレベルの諸会費、
だれも読まない業界誌・・・

それ本当に必要ですか?
止めたり変えても問題なければ一旦そうしてみましょう。

そんなで1くらい下げましょう

そうした場合は次の図となります。

利益は16から17に直結で増えます。

そして最終の繰越金は5.9!!

なんと現状のほぼ6倍です。

新日本プロレスの岡田選手ではありませんが、
「カネの雨が降るぞー!!」

こうした事が現実的に且つ容易に可能となります。

しかし、ここで一旦立ち止まりましょう。

④会社にお金が残る!社長も社員もハッピーの図

ここまでキャッシュフロー経営の威力を感じたと
思いますが、お金儲けが目的ではありません。

社会貢献や社員の幸せ等の「ビジョン」が
ありますよね。

また、ここまでやるのは社長独りでやるのは
現実的ではないです。

社員の協力が不可欠です。

現状では人件費は40で労働分配率50%です。

③では労働分配率は47%に低下しています。
これは粗利が増えているからです。

では誰が増やしたのでしょうか?
次の図で解説します。

社員の協力が大きいならば、労働分配率を
当初の50%で維持するならば、人件費は
40から43へと増えます。

10%近く増えるので、期末ボーナスで
還元するのも経営判断です。

利益も当初の10から14 繰越金は3.8と約4倍。
税金はこうする事により③の状態で5.1から4.2へ
減ります。

経営判断の選択肢が広がりますよね。

如何でしたでしょうか?

このような活動を『キャッシュフロー経営』に
基づく
全員参加型経営といいます。

(OBM:
米国で開発されたオープンブックマネジメント)

ご紹介した図は、実際にはアイディアが書き込める
A3サイズの
利益倍増 着眼点シート」と言うツールです。

キャッシュフローコーチのクライアント先は実践しています。

この活動をするのとしないのとでは
お金の心配度合いが全然異なります。

これをしないと一発逆転の秘策に手を出し
お金を亡くす方が実際にいます。

ウチも今後は
キャッシュフロー経営を導入したい!

と言う本氣の方のみに開いている勉強会は
編集後記をお読み下さい。

*********************編集後記************************

お金のブロックパズルを使えば、
会社のお金の流れの全体像がつかめます。

是非経営にこの習慣を取り入れてみて下さい。

新しい世界観が目の前に現れます。

今回ご紹介した「利益倍増着眼点シート」を
一緒に策定する会社を数社募集したいと思います。

実際に丸山がお伺いして2日間で
一緒に作り込みます。

1日目は経営数字の現状の把握と課題点抽出と
対策・理想の姿

2日目は利益倍増着眼点シートと
アクションプラン策定

 

(1日目は社長と二人三脚
2日目は幹部社員も加わってもらいます)

1日約6時間くらいかかります。

ご興味ある方は、

『実践キャッシュフロー経営zoom 無料体験会』

随時開催してます。参加頂きその威力を体験してみてください。

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その後で、お独りでやられるか、専門家の力を
借りるかは判断されれば良いと思います。

ZOOMはオンライン会議室です。

インターネット環境さえあれば会社、自宅どこでも参加できます。

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4.勉強会で学んだ事を自社の経営に置き換えて
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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。