社長の社外NO2の役割を新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフローコーチⓇの丸山一樹です。

あなたは設備投資などの大きなお金を投資する時、
どのように判断していますか?

決算書とにらめっこ?
頭の中で考える?
経験と勘?

いろいろあると思います。

でも折角投資するなら元が取れて、利益も増え、
社員や社会貢献に役立つようにしたいですよね。

冒頭の図にあるような機械設備を購入したいと思った時に
「お金のブロックパズル」で経営判断する事例を解説します。

全ての経営判断はお金のブロックパズルに通ずる!

あなたの会社に機械設備の営業マンがやって来ました。

営業マン
「社長、今の機械購入されて10年たちますよね。調子は如何ですか?」

社長
「う~ん、最近受注量に間に合わず残業や休出で納期対応しているんだよね。

それと機械の調子も時々悪くチョコ停もある。

時間外でメンテナンスも増え効率が悪くなっているね。」

営業マン
「社長。それはそろそろ買い替えですね。ウチの最新のこの機械

(パンフを見せる)なら生産効率は格段に上がって、

当面メンテナンスフリーですよ。

今の機械はウチで引き取りますので、この機会に買い替えませんか?」

社長
「その機械いくらするの?」

営業マン
「1千万円です」

社長
「それでどの位効率が上がるの?」

営業マン
「加工する部品にもよりますが、3%位はスピードアップしますよ。
それと当面はメンテナンスも不要なのでその分プラスで効率化しますね」

社長
「すると定時間内で効率が3%アップすれば、残業代やメンテナンスの経費が
減るのでいいかなぁ~」

営業マン
「社長! その通りです。この機会に導入して効率化を進めましょう!」

社長
「ちょっと待って。本当にそうなるか考えさせて。銀行から融資も必要だし」

こんな会話ありますよね。

本当に機械を購入する事で問題が解決されるでしょうか?

これは、機械設備に関わらず、いきなり各論に入っているから
視野が狭くなるのです。

「ウチにはマーケティングシステムだが必要だ」
「この広告を打つぞ」みたいな。

こういう場合は、各論(具体度)のレバーを一旦、
全体像(抽象度)高めに引き上げて考えるのです。

お金のブロックパズルで会社全体のお金の流れを見渡す

ではこの製造業の会社のお金の流れをブロックパズルに当てはめます。

冒頭の図が「現状のお金のブロックパズル」です。

現状は年間売上100を上げて、粗利を50稼いでいます。
粗利率は50%なので、業界標準です。

利益は出ているものの、その額は1で売上高の1%です。

税金を納めてた後の税引き後利益に減価償却費を繰戻すと
本業で稼いだキャッシュフローは2.7となります。

銀行への返済はココからするのですが、返済額は3なので
0.3キャッシュが不足します。

損益計算書上は利益が出ていても、キャッシュフロー上では
赤字」なんです。

ここが、多くの経営者が口にする
ウチは黒字だが、なぜかお金が足りない」の原因の一つです。

これを
勘定合って銭足らず」ともいいます。

読者の皆さんなら、この状態をどう改善しますか?

お金のブロックパズルで改善策をシュミレーションする

では改善策を描いてみましょう!

ここから私が描くのは唯一の策ではありません。

状況によっていろいろ策はありますので、一つの策だと
いう事を前置きしますね。

最下段にある図がその策です。

一つ一つ見ていきましょう!

現状のブロックパズルを眺めてみると、
労働分配率が少し高めなようです。

先程の社長と営業マンの会話にあるように、
単に給料が高いのではなく、機械の能力不足により
残業や休出といった本来不要な割増賃金が発生しているようです。

つまり効率が良くないのですね。

社員もそれを望んでいないとするならば、労働分配率を
下げる策があります。

休出をゼロ化し、残業も最低限に抑えて1%下げたとすると
現状の人件費29から25.7と3.3下がります。

そのまま利益に効いてきます。

これは、先程の設備を新しく導入する事で、実現するならば
一つの選択肢になります。

また、効率がよくなるので、今の機械で売り漏れていた分を
3%取り戻すとするならば、売上が103となり、粗利率が1%
向上します。

粗利が現状の50から52.5に増え、固定費が49から45.7に
下がると利益はなんと1から6.8となります。

これは何を意味するかというと、税金支払い後の本業で稼いだ
キャッシュフローが6.8となり、新たな借入で返済額が増えたとしても
キャッシュフローから返済可能となり、更に手元にキャッシュが
残るようになります。

このキャッシュは内部留保しても良し、次への投資をしても良し、
社員に還元しても良しと自由に使えるお金です。

つまり、この図を描ければ、設備投資をする際に営業マン主導から
経営者主導となります。

逆にこの図が描けないと、なんとなく「営業マンが言うように
効率が上がるかな~ でもまた借入しないとなぁ~」と言った
モヤモヤした状態が続き、スピード感ある意思決定が出来ず、
良くない状態がダラダラ続く事になるかもしれません。

社長の仕事は、社員と一緒に残業や休出する事ではありません。
意思決定」する事です。

それにはスピード感のある「経営判断力」
どうしても必要になってきます。

そのひとつとして「お金のブロックパズル」を
描いてみては如何でしょうか?

*********************編集後記************************

お金のブロックパズルを使えば、会社のお金の流れの全体像がつかめます。

是非経営にこの習慣を取り入れてみて下さい。

新しい世界観が目の前に現れます。

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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産省認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けを行いビジョン実現の後押しする。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフローコーチⓇとして活動中。