社長の『社外取締役』の役割を

新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフロー経営導入支援パートナー
丸山です。

今年も超大型補助金である
『事業再構築補助金』が公募されます。

今年度は3回の公募予定されています。

現在(2022/4/21)第6回公募受付中です
(中企庁のページは下記から確認出来ます)

https://jigyou-saikouchiku.go.jp/

 

22年度は5回の公募で予算1兆2千億円
でしたが、22年度は3回で6,000億円です

来年度は経済回復の状況にもよりますが、
消滅する可能性もあります。

アフターコロナが来たかと思いきや
ウクライナ戦争で一部の材料費の値上げ
等々、先が見通せない状況です。

一つだけ言える事は

不確実性の時代、同じ事だけやっても
上手くいかない

と言う事でしょう!

キャッシュフローに余裕のある会社ならば
自己資金で資本を投下すればいいですが
なかなかそうは行かないですよね。

『同じ事を繰り返しながら違う結果を望む事

それを狂気という!』

理論物理学者アルベルト・アインシュタイン氏
が残した言葉です。

 

大胆なリスクを取った事業に補助金が出ます

事業者持続化補助金の目的は中企庁では
下記に定義しています。

本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響が
長期化し当面の需要や売上の回復が期待し難い中
ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の
変化に対応するために
新分野展開、業態 転換、事業・業種転換、
事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等
思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の
挑戦を支援することで、日本経済の構造転換を促す
ことを目的とします。

と記述があります。

「思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等
の挑戦を支援する・・・・」

 

ですから、思い切った『投資』に国は支援すると
言っているのです。

どのような投資に補助が出るのか?

 

①建物費、②機械装置・ システム構築費、③技術導入費

④専門家経費、⑤運搬費、⑥クラウドサービス利用費

⑦外注費、⑧知的財産権等関連経費

⑨広告宣伝・販売促進費、⑩研修費

 

建物費は過去の補助金で聞いた事がありません。
正に投資ですよね。

これ新設でなくても、改装や撤去も含まれます。

そして、技術導入や広告宣伝・研修まで幅広く
補助されますので、正に事業再構築ですね。

最大いくら補助金が出るの?

[通常枠] 中小企業者等、中堅企業等ともに

1. 【従業員数20人以下】100万円~2,000万円

2. 【従業員数21~50人】100万円~4,000万円

3. 【従業員数51人~100人】100万円~6,000万円

4. 【従業員数101人以上】100万円~8,000万円

となっています。
補助率は2/3となります。

(例:3の場合、9,000万円の投資に6,000万円)

 

申請する上での制約

上記の目的を達成する事は必須ですが、
コロナ前とコロナ後で比較し、
売上高は一定以上落ちている事」が
制約条件で証明する必要があります。

ここは、煩雑なので、リンクで確認するか
経営革新等支援機関にお聞きください。

中小企業庁担当者に聞く「事業再構築補助金のポイント」

 

申請する上での大条件

経営革新等支援機関と事業計画を策定する事
になります。

前回のブログ「小規模事業者持続化補助金
でも書きましたが、社長が構想する
事業再構築案を一緒にストーリーにするのが
経営革新等支援機関の役割です。

丸投げすればやってもらえる!

と大きな勘違いをされる方がいますが
それは採択されない前にお断りされます。

経営革新党支援機関が発行する
「確認書」がないと中企庁のサイトに
補助金申請出来ません。

 

採択されビジョンが実現する

冒頭の図は「キャッシュフロー経営」を

導入されている中小企業の会社の社長が

経営目標を描いたり、経営実績を

幹部社員と確認、改善する時に使う

お金のブロックパズル」です。

 

左が本業を表し、右は資産を表しています。

本業は粗利65で固定費70を賄いきれず
5の赤字です。

資産は自己資本比率が15%です。

30%以上が強固な資産を持つ経営を
言われるので、もう少し向上したいですね。

 

昨年採択され、今年はビジョン実現の年
になるクライアント先

 

私のキャッシュフロー経営導入支援先の
クライアント先2社がこの補助金に挑戦する
との事で昨年、一緒に事業計画書を策定し
見事採択されました。

その後、事務局との交付金決定まで
約半年後にGOサインが出て、
工事や設備搬入が開始されています。

1年前には見れなかった情景を私も見る事に
なり、感無量です。

今年中に会社がガラッと変わり、社員と共に
ビジョンが実現するのが見えてきました。

業績もこんな感じになりそうです。

 

 

 

本業は粗利率が向上しているので
人件費が増えているのに
「労働分配率」が落ちています。

営業利益は損失5から浮上し
20を計上しています。

 

バランスシートは総資産が増え、
負債も増えていますが、純資産も
増えているので自己資本比率は
15%から17%に向上しています。

毎年2~3%位向上すれば目標の30%も
数年で達成される事になるでしょう!

 

 

■本日の質問■

あなたはどの公的支援策を活用しますか?
その理由はなんですか?

 

お読み頂きありがとうございました。

 

本ブログではとても紹介しきれない

経済産業省の公的経営支援策を中心に

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*********************編集後記************************

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お金のブロックパズル」を使えば、会社のお金の流れの
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是非経営にこの習慣を取り入れてみて下さい。
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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。