キャッシュフローコーチⓇがドンブリ勘定の社長を
経営数字を使って、判断基準が持てるようになる
「お金のブロックパズル」であなたの会社の収益をザックリ言い当てます。

決算書は必要ありません。

「お金のブロックパズル」使って収益向上の秘策を公開します。

*最下段に読者プレゼント付き

1シート収益シュミレーション

冒頭の図をご覧ください。

このブログをいつも読んでくださっている方は

ご存知だと思いますが、初めて訪れた方のために簡単に説明しますね。

それは決算書を読み解けず、会社のお金の流れにモヤモヤ感がある社長が
決算書から必要な数字のみ抜き取るだけで、経営の意志決定が
可能となる「お金のブロックパズル」です。

お金のブロックパズルの活用法は、画面右の「無料メルマガセミナー」に登録して、
使い方事例の解説がダウンロード出来ます。

それに加え7日間のレッスンメールを受け取ってくださいね。

話を本題に戻しましょう。

お金のブロックパズルに(  )があります。

ここに数字を埋めていくだけで、聞かなくても
あなたの会社の収益がザックリわかるんです。

飲食店の収益をシュミレーションしてみます。

読者皆さんがイメージしやすいように、とあるイタリアンレストランの
収益をシュミレーションしてみましょう。

 

①売上予想をします

 

注文を待っている間にメニュー表を見ます。ランチだと1,500円
ディナーになるとお酒も入るので4,000円だと予想します。

店内を見渡し席数を数えます。
4人掛けテーブルが10席あります。

満席で40人ですね。ランチの場合11:30~14:00まで営業。
ビジネス街でまずまずの客入りです。

仮にフルで2回転をしたとすると、40人×2回転×客単価1,500円=12万円

ディナーは18:00から21:00(ラストオーダー)で営業。

ディナーは単価も高く、ゆっくり食事をする人が主なので1回転。

40人×1回転×客単価4,000円=16万円。
ランチとディナーで1日 28万円の売上です。

これに営業日数を掛ければ月商(売上高)が出ます。
お店の看板に日曜定休とあります。

約25日が営業日数となりますね。
とすると売上高は28万円×25日=700万円/月と予想出来ます

ここで変動費と粗利もついでに予想値を書きます。
飲食業でレストランなら大体粗利率は70%です。

とするならば、粗利は700万円×70%=490万円/月となります。

【業種別の粗利率はTKC BASTから検索して見てください。】

②人件費を予想します

 

店内や厨房をトイレに行ったついでに、覗いてみます。

どうやらオーナーシェフ1人、料理人2人、ウエイトレス2人体制の様です。

ウエイトレスはアルバイト風なので0.5人換算で計4人です。
1日の人件費を1人2万円とすれば、8万円かかります。

1ケ月で人件費は240万円と予想します。
(人件費は報酬・給料以外に法定福利費、通勤費も含む)

③固定費を予想します

 

固定費は人件費の50~100%の幅を目安とみます。
水光熱費、広告宣伝費、家賃、通信費等、人件費同等の240万円としましょう。

総固定費は480万円ですね。最後に収益(利益)は
粗利額490万円-480万円=10万円となります。

 

④手元に残るお金

 

開業時に改装費用や設備投資で銀行から2,000万円の借入をしているとします。

10年返済だと元金返済は毎月25万円となります。
銀行への返済は、利益の10万円からします。

すると、15万円足りない状態となります。

この場合利益は出ているが、返済に大変なタイプと予想します。

実際には、設備投資をしていますので減価償却費が利益にプラスされ
足りないお金は少なくなりますが、それでも「利益は出ているがお金が足りない状態」
からは脱却出来ません。

収益を増やして返済ラクラクタイプにするには?

ここまでオーナーシェフに聞かずにここまで予想しました。
仮に返済が大変なタイプだとすると、2つの視点で考えます。

まず粗利率です。 仮に70%だとしました。
本当にそうなのか確認が必要ですが、ほぼほぼ正しいとすると
比較的高い粗利率なので、回転率を増やし1日の客数を見直します。

【お店のレイアウト】がありますね。

ここに問題点を書き出します。
例えば、4人掛けテーブルが10席の前提ですが、ビジネス街で
1または2人連れの客が多いならば、要改善ですね。

ムダなテーブルが稼働している事になります。

統計を取ればすぐに分かります。
つまり、この場合「どうしたら客数を上げられるか?」となります。

次に固定費です。

人件費は240万円と予想しました。人件費が正常かどうか見る指標で
「労働分配率」が図にあります。

これは人件費を粗利で割ってあげるのです。
この場合、240万円÷490万円で49%となります。

仮に240万円がほぼほぼ正しいとすると、この49%は正常と見ていいでしょう。

ですから、人件費と同等掛かっていると思われる、
その他の固定費を見直しましょう。

その多くは効果測定の出来ない広告宣伝費です。

この広告をうったら何人客が来て、いくら使ってくれるのか?

これを費用対効果と呼びますが、事前に計算して広告を
打っている経営者は少ないです。

如何でしたでしょうか?

仮に15万円返済が苦しくても、お金のブロックパズルを使って
視覚的に思考すれば、簡単に対策出来そうですね。

 

★読者プレゼント★

冒頭の1シートシュミレーションのPDF版をお読み頂いたお礼に
先着5名様にプレゼントします。

ご自分の会社にあてはめてもOKだし、お気に入りのレストランへ行って、
注文待ちの間にザックリ作るのも楽しいですよ。

経営に対する地頭が良くなります。
お会計の際にオーナーシェフにプレゼントして見てください。

喜ばれますよきっと。

ご希望の方は、「コメント送信」から
お名前と1シートシュミレーション希望とお書きの上、申し込みください。

ブログの感想も書いて頂ける励みになります。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。