経営計画書は会社の航海図です。

あなたは大海原に出る時に航海図を

持っていない船長の船に乗船しますか?

 

毎週月曜 金曜日に事例を挙げて解説します。

お楽しみに!

 

画面の表は架空の会社の経営計画の

事例です。

 

画面では見ずらいと思いますので

ご希望の方はPDF版を送信しますので

最後までお読み下さい。

 

ストーリー仕立てでお送りしますので

自社の経営に置き替えてロールプレイ的に

学んでくださいね。

経営目標と方針を明確にする。

前回のブログまでで2代目社長の丸川は

コンサルタントと二人三脚で従業員も巻き込み

経営理念の制定と経営ビジョンを明確にできました。

 

ここまで来ると、なかなか動かなかった

大車輪がゴロっと動き始める感じです。

 

ここからは具体的に目標と方針を明確にします。

 

まず経営目標ですが、ビジョンを達成する

目標にしなければなりません。

 

「脱下請け部品メーカー」になる事がビジョンですから

経営目標にもこの言葉を謳うべきですね。

 

そしてその成果を数字で表現しましよう。

 

この段階では未だ確定していません。

 

詳細は利益計画の算出の時に数字を出します。

 

そして経営方針です。

 

経営目標を叶えるための方策ですね。

 

これは外部環境の機会と脅威、内部環境の強みと弱みを

キッチリ出し屈しましょう。

 

これも従業員を巻き込み、ブレーンストーミング法で

洗い出した方がモレが無くなりますね。

 

2代目社長の丸川が出した方針は、

 

「保有技術を地元○○大学と連携し新たな商品開発を行う。」

 

「新商品開発と市場開拓をプロジェクトで行う。」

 

「若手技術者の採用と育成を行う。」

 

でした。

 

地元と密着した強みを活かし、若手を育てる弱みを

 

強みに変えた戦略です。

 

利益計画を立てる

 

これまで文章編で定性的な計画を丸川は従業員や

 

コンサルタントと作り込んできました。

 

ここから定量的な数字編の計画となります。

 

文章と数字があって始めて両輪経営は成立します。

 

ここではダイジェストで売上、利益と言った経営数字で

極めて大事な項目のみとします。

 

これらを算出する詳細編はコンサルタントから提示のあった

 

「1シートマネープラン」を使用します。

 

この解説はブログタイトル「資金繰りが永続する話」の

 

「これ1枚で会社のお金の悩みから決別出来ます」

で数回に分けて解説してますのでそちらを参考にしてください。

 

この作業は、正直エネルギーが入りますので

 

社長の丸川1人では難しく、コンサルタント、

経理の奥さんにも協力してもらい、

「お金のブロックパズル」を使って理想の姿を

マクロでザックリ作り込み、

その後1シートマネープランにミクロに落し込みます。

 

完成した計画は現状の営業利益1,000万円を

3年後に12,000万円にする事です。

 

なんと12倍です。

 

であるから脱下請け部品メーカーに変容し、

元請けに左右されない主体性を持った自分達の経営が

出来るようにする事なのです。

 

そしてこの壮大な計画は副題 「☆コミット120☆」

とタイトルを付けて社長と従業員の今後の共通言語となります。

 

さぁ 如何でしたでしょうか?

 

 

ここまで来ると、後は具体的なアクションプランのみです。

 

次回はアクションプラン作りで締めたいと思います。

 

冒頭にも書きましたが、画面に表示している

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限定10名様に無料プレゼンとします。

 

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○今日の問い

 

あなたの経営方針は何ですか?

 

今回もお読み頂きありがとうございます。

 

○ご意見、ご質問受け付けています。

 

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。