中小企業の社長のお困り事は何でしょうか?

大きく分類すると

「売上」 「組織」 「資金繰り」ですね。

これを手っ取り早く解決する方法があります。

 

 

それは「利益」を増やす事です。

キャッシュフロー思考回路図を

全員でインストールする。

 

ではどうしたら利益を増やす事が出来るでしょうか?

 

分解しながら見て行きましょう!

このブログでも度々紹介してきましたが利益の源泉は粗利です。

 

粗利=売上ー変動費でしたね。

 

冒頭のブロックパズルを参考にしてくださいね。

 

売上は客単価×客数(受注数)×リピート率に分解されます。

 

このどれか、または全部を上げればいいのです。

 

単価が上げられない場合:客数を上げる事で粗利が増えます。

 

例えば、1個100円の缶コーヒーがあります。

 

営業マンA君が納品先と交渉します。

 

会社の基準は下記とキャッシュフロー思考回路を決めておきます。

単価100円 粗利率80%  粗利80円  受注数 100個  =粗利8,000円

 

案の定に納品先は値引きを要求して来ました。

 

粗利額を確保すれば良いのですから、数量を増やす事を考えれば良いのです。

 

「値引きする代わりに、111個の注文をして下さい」

単価90円        粗利72円   受注数111個  =粗利8,000円

 

もし、120個売れたら、値引きをして粗利を基準以上に稼いだ事になります。

単価90円        粗利72円   受注数120個  =粗利8,640円

 

このようにCF思考回路が営業マン全員の頭に

 

インストールされれば、業績が上げられ会社に利益が増え、

 

場合によっては社員に給料や賞与で還元出来れば、

 

成功体験となり、モチベーションがアップし

 

社長と社員の人間関係のストレスも軽減しませんか?

 

如何でしたでしょうか?

 

○今日の問い

 

あなたはCF思考回路図がインストールされてますか?

 

今回もお読み頂きありがとうございます。

○ご意見、ご質問受け付けています。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。