社長の『社外取締役』の役割を

新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフロー経営導入支援パートナー
丸山です。

冒頭の図は「キャッシュフロー経営」を

導入されている中小企業の会社の社長が

経営目標を描いたり、経営実績を

幹部社員と確認、改善する時に使う

「お金のブロックパズル」です。

左は本業の儲けから、掛けている人件費
が適正なのか、固定費は賄えているのか
を示すもので、右は資産の状態を
表しています。

どちらを見ても
「お金に困っている経営」だと見て取れます

この様な会社は日本国内でもかなり多い
と思います。

また次の図は、その逆で本業でしっかり
儲けて、資産の状態も強固な礎を描いて
います。

少なからず、こう言う会社も見てきました

多くの中小企業に
「キャッシュフロー経営導入支援」を
して来た経験から
「お金に困らない経営」と「困る経営」の
差が生じるのか分析した結果をお届けします

その差は僅かで、ある習慣をしているか、
していないか の差でした。

Vol.2(続き)をお届けします。

前回の記事は下記からお読みください。

https://mirai-keieiken.com/7-elements-to-bad-management/

 

3 惜しみなく投資をするか? 投資しないか!

ここで言う「投資」とは金融商品の
投資ではありません。

有形の機械設備や無形の研究開発等です

云千万円ものから百万円単位まで
それぞれですね。

高額なものは、融資をしてもらい投資
をするのが普通です。

有形か無形か別として自社の弱みを克服
して利益を生むために投資をするのですね

そういう「投資」に敏感で次々と事業に
投資する方は、基本お金に困りません。

なぜなら環境に適応するために投資を
するのですね。

投資は「投下資本」の略です。

どれだけ資本を投下したかで結果が
でます。

しかし、本当に結果が出るかは、やって
みないと分からない場合もあります。

ですから、投資は経験値がものを言います。

回数が多いと、経験値がつきますので

「この投資は今やらないといけない」

とか

「この投資は今やるべきではない」

と判断できますね。

 

ですから「投資」をしないのは
「経営」とは言えないんです。

私の場合、本業である事業計画策定
(キャッシュフロー経営)の能力は
会社員時代に備えていましたが、
マーケティング能力は皆無でした。

ここは思い切って投資しないと
顧客獲得が出来ず、最悪廃業に
なったら目も当てられません。

で、厳選したビジネススクールで
マーケティングを学びました。

投資額は云百万円に上ります。

でも、今ではそこで見に付けた
経営能力が、バランスシートの
無形固定資産に計上され毎年
純資産に利益が貯まっています。

今ではその投資額を「回収中」で
とっくに投資を上回る額を回収
しました。

当時、もしその投資を消費と捉え
安価で価値が低いものを選んでいた
とするとぞっとします。

あなたも事業を強化するために、
弱みを克服するために、
「資本を投下」されたら如何ですか?

4 複数の軸を持っておくか? 単発のみか?

 

あなたの商品(又はサービス)にどの位の軸を
持たせていますか?

コロナ前に読んだ本で、「VUCA」と言う言葉を
知って本当にそうだな と思いました。

—–以下 ネットから取った説明文です—-

VUCAとは、将来を予測するのが困難な状態を
示す言葉です。

つまりVUCA時代とは、これまでの常識を覆す
ような社会変化が次々と起こる時代という
意味で使われます。

たとえばスマートフォンの登場によって、
老若男女がデジタルデバイスを個人で所有
するようになり、社会全体のデジタルシフト
が一気に進みました。

このような変化は既存の延長線上にない場合
も多く、人々の生活様式や価値観を一変
させてしまうことがあります。

個人が変化すれば自ずと企業活動にも影響が
及び、従来続いてきた事業・サービスの価値
を瞬く間に陳腐化させてしまうこともあります

VUCAの意味

VUCAは、以下の4つの単語の頭文字を取った
言葉です。

V=Volatility(変動性)

U=Uncertainty(不確実性)

C=Complexity(複雑性)

A=Ambiguity(曖昧性)

2010年代に一般に広まったVUCAですが、元々は
アメリカで軍事用語として使われていました。

冷戦の終結とともに国家間の問題が複雑さを増し
軍事戦略を立てることが難しくなったこと。

テロの驚異という新たな戦いが始まったこと
など、従来のやり方が通用しなくなった状況を
指していました。

その後一般の社会でも従来の常識が通用しない
ような大きな変化が起きはじめたことから、
VUCAはビジネス用語としても使われるように
なります。

ビジネスに多大な影響を与えるVUCA時代の
変化としては、以下のようなテーマが
挙げられます。

デジタル技術の急速な進化

気候変動・海洋汚染など、環境破壊の深刻化

グローバル経済が引き起こす問題の複雑化

社会構造の変化(日本国内の人口減少、

人生100年時代、世界的な人口爆発)

新型コロナウイルスによる世界的なパンデミック

————————————————

私が子どもの頃、あの牛丼の吉野家が
TVCMで

 ♪牛丼一筋 80年~♪ 

と言うフレーズで流していました。

今、一筋ではないですよね。

最近では都内でカフェ併設店まで開店
させた様です。

カレーやそばもメニューにあります。

コロナがやっと終息するかなと思ったら
まさかのウクライナ戦争。

本当にVUCAの時代です。

ですから、今までやって来た事業が
ガラッと変わり立ちゆかなくなる場合
もあります。

ですから、「単発」より「複数」の
経営の軸を持っておいた方が
リスク分散になります。

とはいえ、中小企業の場合は
人・もの・金に限りがあるので
自社の強み・弱みを言語化して
市場を変える方法もあります。

例えば

・B TO B だけからCに拡大

・特定地域から他地域へ

・リアル販売からECサイトへ出店

・海外市場を狙う

・隣接・近接市場へ打って出る

・異業種とのコラボ

これだけデジタル化が進んだので

ハードルは以前より低いと思います

また、この様な新分野へ軸を伸ばす
のに「戦略的」なステップを
最後にご紹介します。

先ず、アイディアを

「経営革新計画」

にまとめ都道府県の認定を取る。

これで作戦図が出来ただけでなく、
認定を取っておくと

「日本政策金融公庫の特別貸出制度」

が受けられ低利で資金調達できます。

その上で、補助金を活用すると
返済不要」な資金が調達出来ます。

・IT補助金

・小規模事業者持続化補助金

・ものづくり・商業・サービス補助金

・事業再構築補助金

ものづくり・商業・サービス補助金は
経営革新計画の認定を取っておくと
加点」され採択されやすくなります。

これは、公的経営支援を活用した
新たな「」と言えます。

ここまでで長文となりましたので、
続きは次回Vol.3で公開します。

お楽しみに!

 

—————————————-

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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。