社長の『社外取締役』の役割を
新入社員の給料以下で価値提供する!

キャッシュフローコーチ®の丸山です。

令和3年国の超大型補助金である

事業再構築補助金に関心ある方
多いと思います。

事業再構築に必要な一連の投資に
補助金が出ますからね。

事業再構築補助金の申請書類の1丁目1番地は
何と言っても『事業計画書』となります。

今回までのブログで丸山が支援して実際に
『採択』された事業計画書の書式を
何回かに分けて順を追って解説します。

今回が最後の締めの部分となります。

補助金の申請に関わらず、
毎期

「事業計画書」を描いて
社員に公開すると事業がかなり
上手く行きます。

 

その事業再構築本当に成功しますか?

先ず、公募要領に下記の様に記載があります。

様式(書式)は自由で事業者が担当の
「経営革新等支援機関」と相談の上、
一緒に描いていきます。

本ブログでは私が所属する「経営革新先駆会」
で作り込まれた「事業計画書」を
紹介します。

これは「ものつくり補助金」で多数採択された
書式を事業再構築補助金用に
加筆修正したものです。

ですから、実績多数の書式です。

 

1.事業再構築の概要

これまで、あなたの事業の市場環境、
コロナで受けた影響、
事業の強み・弱みと機会と脅威から
予測しうるSWOT分析。

そして、それらを踏まえ事業再構築の
方針の決断をして来ました。

(今回のVol.5のブログを始めて読む方
よくわからないと思いますので、前編
からお読みください)

ここから、その事業再構築の内容が本当に
市場に受け入れられるのか?
費用対効果はあるのか?

を検証していきます。

上記の計画書の一部にも記載あるように
「既存事業とのシナジー効果」があると
良いですね。

なぜならば、「強みを活かす」のが
事業再構築の醍醐味だからです。

要件の整理です。
事業再構築補助金を受けられる要件は
上記が必須です。

過去に販売した事があるものは
例え試作品でも要件落ちとなり、
投資も当然必要となります。

また、新事業をやる事で既存事業
が喰われてしまうのもNGです。

そして将来売上が既存事業を
上回らなければなりませんね。

上記の●●●を埋めてみてください。

 

3.代替案との比較

本事業と思いつく代替案(類似事業)を
上記の表に埋めてみてください。

代替案よりあなたがやろうとしている
本事業に利点が多ければ納得しますね。

 

投資額(概算でOK)

上の様にあなたが新事業に必要な投資を
内容と共に記載ください。

金額は採択後に交付決定の作業が事務局と
ありますので、目星位はつけておいてください

この時点では概算値でOKです。

仮にこの投資額であると補助率2/3なので
(万円)
2,530=1,687(補助金)+843(自己資金)

となります。

凄くないですか???

 

技術的課題の解決とスケジュール体制

かなり作り込まれて来ました。
ここでは本当に売れるのか?
供給体制や能力を検証します。

合わせて、実施におけるスケジュール体制も
記載しましょう!

事業化の全体像

ここではズバリ「事業コンセプト」を
明確にします。

そのためにあなたが本当にやりたい事業の
『事業計画名』を決めましょう!

事業計画名は

強み・活かす・新分野・思い切った 等の
言葉を入れるとワクワクしますし、
審査員にも分かりやすいと思います。

間違ってもあなたしか分からない
専門用語満載の名称は避けてください

事業の展望 (売上計画)

 

最後に数値計画を明確にします。
直近から5年後までの売上計画です。

縦軸にあなたの事業名を既存と新規が
分かるように記載して数値計画を
割り振ってください。

新規が既存を上回らなければなりません。
%は事業再構築の要件によって異なります。

詳しくは公募要領をお読みください。

費用対効果(投資の妥当性)

 

いくら売上が上がっても、投下資本を回収できなければ
意味がありません。

本業のキャッシュフロー(CF)=当期純利益+減価償却費
内で投資が収まるようにします。

ここは少し難しいですよね。

次の図をご覧ください。

この図に収まるように数値を考えましょう!
本業のキャッシュフローで投資が出来ています。

このように図にすると白紙に数値を書くより
遥かに分かりやすいです。

分かりやすいという事は実現性が高いと
いう事ですね。

丸山の本業はキャッシュフロー経営導入支援
ですからら、興味のある方はそちらも
ブログで公開してますのでご覧ください。

如何でしたでしょう?
今回で事業再構築補助金に必要な
事業計画書のポイント紹介は終わりです。

是非、この史上最大の補助金にチャレンジして
コロナで失ったものを倍返しで取り戻そうでは
ありませんか!!

 

*********************編集後記************************

丸山未来経営研究所は経営革新等支援機関の
コミュティ「経営革新先駆」の登録会員で、
会で作り込まれた事業再構築補助金申請専用の
「事業計画書」のフォーマットを保有しています

また、丸山未来経営研究所の
キャッシュフロー経営導入コーチング
フルコースを契約の方には、なんと!!
完全無料でご支援しています。

事業再構築補助金申請のみの事業者にも
驚くような報酬で支援しています。

(巷にいる申請業者に必ずある
“成功報酬”は頂いておりません。)

動画でも公開しているので、勉強してくださいね。

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投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
丸山未来経営研究所(経産大臣認定 経営革新等認定機関) 所長 /大手自動車部品メーカーを経て独立。中小企業の社長の「ビジョン」を言語化し経営数字で裏付けするキャッシュフロー経営導入支援が専門。
社長の「社外NO2」の役割を新入社員の給料以下の報酬で意思決定に関わるキャッシュフロー経営導入支援パートナーとして活動中。